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改善策

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集まれ!塩ビ管スピーカー オフ会が終わり、
大満足かつ虚脱状態です。
運営の皆様には感謝です。

冷静に振り返ると、
乙Zは今の段階では、良いまとまりとは言いづらいです。

ステレオ誌コンテストで最終発表したバックロードホーンは2機。
正確にはハイブリッドのがもう一機ありましたが、純粋バックロードは2機でした。
どちらも、低音の出が素晴らしく帯域バランスは良好でした。
しかしながら、ダンピングの悪さをどちらも感じられ、好みの音ではありませんでした。

乙Zも同じです。
もともと、中音のキツさを中低音の緩さでカバーするという、方針だったので、
狙いは外れていないのですが、
いかんせん、質には問題大ありでした。

とにかくダンピングが悪い。
ロングストロークユニットなので、ダンパーが弱くて、この時点ですでにバックロードに向いていません。たぶん。

ダンピングが悪いっていう状態を考えてみると、
バックキャビィの空気振動が止まりにくいってことかな。
止まりやすくするには、
空気の動きやすさを下げる。
つまり、吸音材を使うやり方が一つ。
ただし、ユニットの駆動力が低いとダメ。
その場合は、ユニットを多数使い、
物理的なダンパーとマグネットを増やすってことも有効かな。

実際には、吸音材調整は非常にデリケートな作業で、私には難易度高めでした。

また、乙ZでOM-MF5を多数使うのは、できなくはないけど難しい。
そこまでしてこのユニットにこだわる理由も、もうありません。

ダンピングを増やすもう一つのやり方は、
空気質量を減らすこと。
これはホーン内部の体積を減らすことで実現できます。
広がり定数を下げるか、ホーン長を短くするか、ですね。
ホーン開口部面積を先に決めて設計、っていうのがもともとムリな原因かと。

実はホーンロードをかけるっていうのもダンピング向上にいいはずなのですが、
乙Zではうまくいきませんでした。
だからこそ、わざわざフロントにもショートホーンを付けたんですけどね。

解決策として思い浮かぶのが、石田式BHBS。
量感過多ならば、開口部を絞るというのはセオリーだし、
バスレフととらえれば、吸音材でのスチィフネス調整は楽にできます。
空気室容量調整も音道末端部であれば可能になります。
当座の問題点を回避でき、さらに調整幅を確保できる一石二鳥、三鳥のシステムです。

いろいろ聴いてみた結果では、
このOM-MF5は、バスレフもしくはダブルバスレフ向きのユニットのように思います。
しかも、ハイコンプライアンスなので、小型の空気室との相性が良いです。

さて、乙Z、どうしよう?
英気と懐が養えたら、再チャレンジしようかな。


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塩ビ管オフ会1

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2019年4/29(月)
集まれ!塩ビ管スピーカー オフ会
に行ってまいりました。
場所は横浜ラポール。

私も「乙Z」を持っていきました。

開口一番、いろんな方から言われました。
「思ったより大きいねえ」

え、そうなの?
今までさんざんイラストに描いてきたのに、
サイズ感が全然伝わっていません。

皆さんがサイズをよく知っているものとの比較が必要でした。

昭和はなぜか タバコの箱が多かったですね。
平成初期はガラケーと比較してました。

令和はこれだ!
RX-78とバナナ。
これで大体のものは分かります。

エンブレム作った

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4/29(月 祝)横浜ラポールで行われる
「集まれ!塩ビ管スピーカー」オフ会に出させていただけるので、
喜び勇んでエンブレムを作成いたしました。

乙Zの正面には平らなデコがあるので、
そこに貼り付ける立体エンブレムです。

左chには「乙」
右chには「Z」
二つ合わせて「乙Z」
これまたベタです。

制作自体は3Dプリンタ君がやってくれたので、
楽チンでした。
色はグリルと同じ、赤っぽいサイコフレームカラーです。

貼り付け自体は現地でやろうかな。
今、付けると、絶対壊す。
スピーカーの方を!

焼いてみた

20190419051705752.jpeg


昨年のスピ再技研の発表で、
流す曲をCD-Rに焼いたら、
すっごく楽でした。

つう訳で、
今度の「集まれ!塩ビ管スピーカー」のオフ会でもCD-Rを焼くことにしました。

まず、乙Zでうまく再生できない楽曲のグループとして、
小田和正のボーカルが二つ。
エコー成分の少ない管楽器。
そしてギター。

低音再生が分かるグループとしては、
ワルツ・フォー・デビィ、
ビートルズの カム・トゥギャザー、
明和電機、
10CCの アイム・ノット・イン・ラヴ。

個人的な趣味でユーミンや財津和夫も入れたけど、時間的に難しいかな。

こんなもんでいいかな。
本当はポールのボーカルも欲しかったのですが、だいたい20分の発表時間しかないのに、
ビートルズ2曲はクドイ。

小田和正は2曲でOKなのにビートルズがダメとは差別ではないか?
いや、小田は一曲は小田和正だけど、
もう一曲はオフコースなのでセーフです。

スムーズにやらないと迷惑になってしまいます。
リハが必要かなぁ。



バックロードホーンの位相って?

20190416122632e9f.jpeg


f特の続きです。
バックロードホーン開口特性と正面軸上1mの特性を重ねてみました。

黒線:開口特性(0m)
赤線:正面軸上(1m)

黒線の開口特性を見ると、
バックロードホーンはうまく機能しているようで、
40Hzぐらいまで十分な音圧を保っています。

問題は位相で、100Hzより低い音は逆相成分が多いのか、
ホーン音圧が高い部分は正面軸上の音圧が低くなっています。
50Hzで正相に回転しているように見えますが、これは部屋の定在波です。

105Hzから400Hzぐらいが正相成分が多く、
開口の音圧特性が軸上音圧とリンクしています。
400Hzから11kHzくらいまでは再び逆相優位になってます。

ものの本にホーン放射の位相はもっと小刻みに変わるような図があった記憶がありますが、
生方バスレフと比較する限りは、
位相の影響はもっと大雑把な感じです。

ホーンからの低音放射がいくら高くても逆相では意味がありません。
もう一度、位相を反転させるといいのかな?

バスレフダクトを付ける?
それって、石田式BHBR方式だよね。

共振周波数を中域近くに設定して乙ZをBHBRにすると、
低音音圧が上がる
中域音圧が下がる
ってことになって、
PST回路なしに中域補正ができます。

中域漏れを積極的に活用…
中域漏れの多いダクト形式と言えば、
3Dスパイラルホーン(個人の感想です)

バックロードと3Dスパイラルのコンビネーションホーンか…
ホーンのクロスオーバーの制約も緩くなり、
ダクトのローパスフィルタの働きで躯体の小型化もできそうです。

ん?待てよ、
そもそも論として、
バックロードで位相が乱れるのはどうして??

音道の長さによる遅延だと勝手に解釈しているんだけど違うのかな?
そうだとしたら、躯体の小型化でまた位相が変わるよね?
逆に言えば、ダクトを付けなくても、
今ある音道を少し伸ばせば位相が合うってことも言えるのでは?

もう一回音道を折り返せばいいのかな。
別体にすれば工作的には難しくないな。

しかし、音道長で位相コントロールって聞いたことがないテクです。
私が知らないだけで、一般的な調整方法なんでしょうか?
何か根本的な理解が間違っているような気がしてきました。
とにかく、バックロードホーンが分からない。


乙Zのf特

20190415130222d20.jpeg


2019041513025239a.jpeg


乙Zの再生周波数特性を測ってみました。
マイクはユニット軸上1mでホワイトノイズです。

上のグラフが今回測定した乙Z。
下は参考データとしての生方バスレフです。
ユニットはどちらもOM-MF5

乙Zのf特はかなり凸凹があります。
ピークで目立つのは、120Hz、200Hz、そして12kHz。
ディップは100Hz、2.5kHz、10kHz。
バックロードだからこんなもんだよね〜、と思ってましたが、
生方バスレフも同じで、特性が瓜二つです。

違いをあえて探すと、12kHzのピークは乙Zにだけあります。
スタイロフォームの共振かもしれません。
また、生方バスレフの方は、100Hz以下の減衰が大きいな。

マークオーディオOM-MF5は高音レベルが高いのに、伸びた感じがしないと思っていましたが、
10kHzの谷が原因みたいです。

50Hzのピークは部屋の定在波と思われます。

f特だけで見ると、乙Zの低音再生周波数は105Hz。
見方によっては生方バスレフの方が良く見えます。
105Hz、マジか、そんなに性能低いんか?
うわー、ショックです。

乙Zと生方バスレフ、
f特はそっくりなのですが、出てくる音は全く違います。
低音の量感重視で緩く抒情的に鳴る乙Zに対して、
曖昧さを排除したキリリとシャープな生方バスレフ。
まあ、中高音のキャラは似てますけど。

ここ5年、自作スピーカーは全て周波数特性を測っていますが、
フルレンジ一発でスピーカーを作る場合、
意味ないような気がしてきました。
音の改善に役立たないし、実態を示していないようにも思います。

皆さん、f特ってどうやって役立てているんでしょう?



祝40年

201904140820195db.jpeg


幼稚なミスを繰り返しているので、
すごく若いように思われるかもしれませんが、
スピーカーを作り始めて、
40年になってしまいました。

初めて作ったのが、中学2年生で、
なんと、25cm2WAY。
何かの設計をマネた訳でなく、
ダクト寸法も計算して自分で割り出してました。
板は自分でノコギリで切り、
ドリルもないので、キリと廻し引きノコを使いました。

当時、近所にホームセンターなるものか現れて、
その売り場の一角にスピーカーコーナーがあったのです。
袋に入った大小さまざまなユニットが壁一面にズラッと並んでおり、
ネットワークや端子、吸音材類もあって、そこで全ての部品が手に入る状況でした。
今では考えられないぐらい多くの人たちが、
スピーカー作りを楽しんでいたことをうかがわせます。

ネットワークは確か、
5,000Hzクロスの6dB/octで、
組み上げ済みのものを買いました。
コイルはコア入りで、コンデンサーは小ちゃかったな。

エンクロージャーはサブロク板1枚からステレオでムダなく切り出せる板取りとして、
35リットルを確保しました。
仕上げは水性ニス。

今から思うと、ショボイ音だったと思います。
「思います」じゃないな、実にショボかった。
私のではないのですが、
パイオニアの30cm3WAYが家にあったので、
実際に比較すると良し悪しは一発。

それでも、愛着があったので、
音を良くしようといろいろやりました。

裏ブタを開けて吸音材を調整したり、
ダクトに詰め物したりは序の口で、
高校に上がって、電気が分かるようになると、
コンデンサーを買ってきてネットワークをいじりました。

また、全体の板厚を増やしてみたり、
さらに定在波対策で、
内部にアーチ状構造を追加してみたり、
表面仕上げを変えてみたり。
しまいには、ウーハーにスポンジを貼って平面振動板にしたりとやりたい放題。

並行して作ったのが、
フィリップスの12cmダブルコーンフルレンジユニットM8を使ったバスレフ。
これはかなりマジに作りましたが、
ユニットは高いくせにこれまたイマイチでした。

テクニクスの10cmドロンコーンユニットのセットで、
人から依頼を受けたスピーカーも複数作っていました。

まともじゃない系統では、カラーボックスにウーハーを入れて、ダストキャップを切り取って自作のサブコーンを付けてみたり、
カセットテープのレーベルをツイーターの振動板にしてみたり…
中学、高校時代はやりたい放題でした。

ただ、何をやっても満足する音には程遠くて、
いまだにスピーカー作りが続いている訳です。
振り返ってみると、
今の方がフツーのスピーカー作りをしております。

本当に初号機のしくじりが悔やまれます。
あそこで満足していれば、
今頃はもっとお上品なシュミを嗜んでいたかもしれません。


吸音材、さらに攻める(追記あり)

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バックキャビィーから抜き取ったニードルフェルトが余ったので、
音道の最終折り返しのところにセットしてみました。

あ、なんかダメだな。
低音は緩いまんま、量感と音圧だけ減ったような感じです。
あくまで感覚的にですが、100〜150Hzがボコッと凹んだ感じです。
すごく低い音は出ているんだけどね。
ニードルフェルトはやり過ぎみたいです。

お次は、わざわざ手芸用フェルトを切り出して、同じ位置に二重に敷いてみました。
厚みは1枚約1mm、二重で2mm。
大きさはニードルフェルトと同じ。

音出しすると、
これまたニードルフェルトと同じような感じです。
薄いのに敏感だな。
うーん、ダメだな。

結局、元に戻って、折り返しには吸音材なしです。
バックロードホーンの吸音材って、
すごく鈍感な部分とデリケートなとこの差が激しいな。

好みで言うと、
もう少し締まりと伸びが欲しいところですが、
私の技量では、吸音材による調整はこれが目一杯。

音は前々回のブログ時に戻った訳ですが、
8cmフルレンジの評価としてちょっとまとめてみました。

レンジ 広い
低音量感 多い
低音締まり 少ない
定位 良い
音場感 狭く奥行きが少ない
帯域バランス 中音が強い
トランジェント 低域は弱いが中域は強い
音離れ 悪い
苦手な楽曲 ギター、ボーカル、スネアドラム
分解能 良い
リアル感 少ない
重低音 ムリ

すごくいいっていう状態でもないけど、
とんでもなくヒドイってこともないな。
ひとまず、ある程度まとまったってことで、
これで吸音材調整は終わりにしたいと思います。

それ以外で劇的に音が変わりそうな調整としては、
スロート面積があげられますが、
これまたうまくできる自信が皆無です。

あともう一つの方法は電子素子か…

ホワイトキューオンって何?

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乙Zに使用した吸音材「ホワイトキューオン」
正直言って、全然知りませんでした。

ピアノ防音の東京防音株式会社が作っています。
素材は再生ポリエステル。

前回のブログに書いたように、
高密度な綿です。
今回使用したのは50mm厚で、かなりの力を加えても形が崩れません。
垂直に立てかけても自立します。
かといってつまんで引っ張ると、
繊維がそれなりにバラけるので、やっぱり綿です。

もともとの用途は名前の通り吸音材ですが、
断熱材、緩衝材としてもいいようです。

同封されていた資料によると、
周波数による吸音特性は、
1,000Hz付近から下の周波数は徐々に吸音しなくなります。
500Hzで50%、125Hzでほぼ0です。
ロックウールに極めて近い特性です。
当たり前ですが、低音は吸音しません。

欠点は、
切りにくい。

切れ味のいいハサミを使ったのに、
90cm切るのに10分かかりました。
手も痛い。
メーカーも自覚していて、カットサービスがあります。
他に7mm厚、10mm厚の商品があります。

ホワイトキューオンと白塗装の乙Zとのマッチングはバッチリ。
ウラで見えないけど。


乙Z、さらに調整

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乙Zの調整の再開です。

サブバッフルにフェルトを貼り終えたので、
エプトシーラーを裏面に一周貼り付けて、ベースバッフルに取り付けます。

エプトシーラーはバッフルからの空気漏れ防止、
ではありません。
もちろんその機能ももれなく付いてきますが、
一番の目的は張り付き防止です。
塗装のジェッソは圧力をかけると、どうも張り付くみたいなのです。
今までもベースバッフルとサブバッフルがジェッソで張り付いてしまい、難儀いたしました。
エプトシーラーがあれば、わずかな隙間ができるので、
張り付く心配がありません。
いざとなれば、引き千切ればいいしね。

吸音材も換えます。
今までは、
20cm角のニードルフェルトとテニスボール3個を片chに入れていましたが、
低音の改善には程遠い状態でした。

ニードルフェルトの代わりに繊維の細い綿を入れました。
100均で買ったぬいぐるみ用の綿をソフトボール大です。
テニスボールはそのままです。

試聴環境も変更です。
10m四方ぐらいの超ライブな部屋の真ん中に設置しました。

音出しです。
中低音のどよーんとした感じが減りました。
しかし、減っただけで、なくなってはいません。

やはり空気室への吸音材だけでは調整不能なようです。
リアの端子を取り外し可能にしなかったことが悔やまれます。
他の方の製作記事を読ませていただくと、
音道の折り返しに吸音材を入れると効果大のようです。

残る手立ては少ない。
しかし慌てません。
ふふふ、奥の手です。

ホーン開口部への吸音材です。
定番はニードルフェルトを敷くってのでしょうが、結構なお値段がします。
私が入手したのはホワイトキューオン。
ペット樹脂繊維による高密度の綿です。
どのぐらい高密度かって、枕にできるぐらいです。
910×415×50(厚)で約1500円也。
縦長に二つに切り分け、底部に敷きました。

音出しです。
やっとボーカルの淀みが消えました。
完全に消えた訳ではないようですが、
もうほとんど問題なし。
小田和正のボーカルはようやくOK。
ビートルズの「ア デイ イン ザ ライフ」のポールのボーカルはギリギリ及第点。
中音の調整はいつもポールでやってます。
ただ、ギターのベースが時々どよーんとなりますが、今までと比べればすごい進歩です。

低音の締まりも出ました。
ただ量感はソースによって差を感じます。
少なく感じるのもあれば、量感過多っぽいのもあります。
ちょうどスネアドラムの帯域がうまく出ないのは相変わらずです。
ウッドベースは良好。

定位がビシッとなりました。
やはりホーン開口部からの逆相音が影響していたようです。

妙に静かな音になった感じもします。
音場感は狭い。
音離れはさらに悪化かな。

8cmフルレンジとしてはかなり再生帯域が広く、
感覚的には重低音の出ない16cm2ウェイといった趣です。
ですが、このOM-MF5はどんな箱でもそれなりにワイドレンジに鳴るので、
上出来だとも言えません。
だいたい、中音のキツさもあいかわらずです。

それにしても、
バックロードホーンの中低音のダンピングの悪さは、開口部に吸音材を敷くと改善するのか。
知らなかったよ。

ただ、いろんなことを同時に変更してしまったので、
本当は何が効いたのかは分かりません。

グリルの影響

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「グリルが音に影響がありそうなので、外して聴いてみては」
という主旨のコメントをいただきました。

そう言われると不安になります。
影響あるかも?

ユニット前面の設置物の影響は
主に反射と回折と思われます。
反射による干渉や回折による音路屈折は二次的なので考えないことにします。
また、今回はグリルの件なので、
吸音も考えません。

私の理解では、
基本的に反射か回折かは排他的。
物体サイズが波長より大きければ反射、
物体が小さければ回折となる。
オーディオとしては反射は困るけど回折はOK。

で、乙Zのグリルの線幅は3mm。
つまり0.003m。
同じ長さの音波波長は113kHz。
113kHzなら超音波。
全く聞こえない帯域ってことは影響ありません。

でも、こういう考え方って正しいのかな?
千葉の石田さんの作品に、
1/4波長型のアッパータイプフルレンジがありました。
上部に設定された高音反射板が、うまく機能していました。

その反射板は幅1.5cmほどの細長い金属板だったと記憶しております。
さっきと同じ計算だと、同じ長さの波長は23kHz。
計算上、まず聞こえない帯域しか効果がないことになってしまいますが、
あるなしを聞き比べしましたが、明らかに効果ありました。

もし、実際に影響するのが1波長でなく、1/4波長程度で問題になるとすると、
1.5cmだと約6kHzになります。
感覚的にはこのぐらいの帯域から影響があるような感じがしました。
ユニット前面の設置物は1/4波長で考えるべきなのでしょうか?

乙Zのグリルに話は戻りますが、3mmが1/4波長だとしても28kHzという可聴帯域外なので、
やっぱり影響はないと考えていいでしょう。

それ以前に、他の機種でも
グリルとかサランネットとか、
あるなしの違いは耳で聴き分ける自信はありません。

そう言えば、バックロードのクロスオーバーは1/2波長の計算式でした。

乙Zはグリルを外して聴くことができない構造なので、
実際に外しての試聴はかないません。

ユニット前面に物理的な音響フィルタで帯域をコントロール、って今は流行らないけど、
面白そうに思います。
うまくやれば、コンデンサー1個でPST回路と同等のものができそうです。

誰かやって。



フェルトが効く?

20190401172036983.jpeg


乙Zは地味に進んでおります。

2018ステレオ誌スピーカーコンテストに
バッフルにフェルトを貼り付けた作品がありました。
バッフル面の高周波反射を避けるためと思われます。

早速マネです。
乙Zは擬似的なフロントショートホーンなので、
バッフル付近の反射は多いはずです。
全くの効果なしってこともないでしょう。

100均で、手芸用のフェルトを買ってきました。
切って貼るだけなのにすごく難儀です。
まず、カッターではうまく切れません。
毛羽立つは、ズレて曲がるわで、イマイチカッコ悪いです。
仕方がないので、途中からはハサミです。

ユニットとサブバッフルの間にフェルトを挟んだら、フローティングマウントだなぁ。
でも、OM-MF5はマスが少ないので、
フローティングしたら、変に揺れるだけですし、
フレームがプレスなので響きも出そうです。
しばし悩んで、それはやらないことにしました。

接着は木工用ボンド。
貼り付けてみたら、ボルト穴の切り欠きがズレてたり、
フェルトの裏に書いた向きの記号が透けて見えたりとやや見苦しい出来です。

ま、いっか。
どうせそこまで皆さん見ないでしょう。


乙Z VS ジグザグ

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ずっと同じユニットを聴いていると、
いいんだか、悪いんだか分からなくなってきます。

拙作「ジグザグ」と比較しようと線をつなぎ直しました。
ちなみにジグザグはステレオ誌のオマケユニット、
スキャンスピーク10F/8422-03を2個使ったスピーカーです。
ユニット1個は小型バスレフ。
もう1個はケルトン型のダブルバスレフでサブウーハー。
私の手持ちの中ではくつろいで聴けるタイプのスピーカーです。

音出しです。
あら? 全然違う。
まず、音量からして全く違っています。
同じ音量を出すのにアンプのボリューム位置が全然違います。
ジグザグより乙Zはボリューム位置が小さくてOK。

ジグザグはサブウーハーがあるので、
低音が豊かでふくよかな鳴り方、
と思っていましたが、乙Zに比べると妙に軽い鳴り方です。
乙Zの方がタップリとした鳴り方で、
口径クラスが全く違うかのような差です。

それでいて楽器の細かな音は乙Zの方がうまく再生している印象です。
低音の伸びも乙Zの勝ち。

音場感はフワッとした持ち味のあるジグザグが好みです。
中音から高音にかけての音のつながりもジグザグのやや勝ちかな。
このあたりは僅差です。
トライアングルの音での高音の伸びもジグザグがいいな。

全体では乙Zの圧勝と言いたいところですが、
そうとも言い切れません。
小田和正ではジグザグの方がボーカルの濁りが少ない。
帯域ごとのトランジェントがジグザグの方が整っていて、聴き疲れしません。
また、弦楽器等は爽やかに再生してくれます。

ただ、乙Zの方が再生にかなりの余裕が感じられるのは事実で、
総合的に上なのは間違いありません。

前述したように口径クラスが違うかのような差です。
ロングストロークによる低歪がそう感じさせるのでしょうか?

乙Zの見えてきた課題は
1 高域の伸び
2 ボーカルの濁り
3 低音トランジェントの悪さ、あるいは中高音のキツさ

秘策は、



ない。
どうすりゃいいの?

調整は続くよ

2019032109375327b.jpeg


乙Zのお次のお題は吸音材です。

バックロードホーン完成後に吸音材を入れられる箇所は空気室とホーン開口部の二箇所。
開口部に敷き詰めるほどの吸音材の手持ちがないので、まずは空気室。

20cm角のニードルフェルトを突っ込んで、
木工用ボンドで軽く固定します。
1.95リットルの空気室にはこれで満杯で、
これ以上になるとスロートを塞いでしまいそうです。

音出しです。
ああ、何だか音が地味になったな。
ブックシェルフ型にガンガン吸音材を入れた時と同じ様な変化です。

低音の出も少なくなりました。
しかし、相変わらずどよーんとした感じは残っています。
この辺がバスレフとは違います。
すごくダメっぽい。

これ以上、吸音材を充填するのはムリなので、ここから減らしていくと最適量があるのだろうか?
ないな。

空気室吸音材量だけの調整ではダメそうなので、
次っ!

吸音材をそのままに、
テニスボールをまた3個入れてみます。
入れるとさらにキュウキュウ。

音出しです。
あ、低音にやっと締まりが出た。
でも、低音音圧が少ないかな。
また、ウッドベースで音圧が下がる音階があるなあ。
スネアドラムが弱いのがさらに弱くなったような…

気のせいか、高音も出なくなったかな?
ん、音離れも悪いかも。
落ち着いた音とも言えますが、
これまた地味で暗い音です。

まあ、全体にマイルドになって聴きやすくはなりました。
OM-MF5の中音キャラがやっと薄まった気がしますが、音圧はまだ高い。

そうなると、吸音し過ぎないように空気室容量を減らせばいいのかな?
となるとテニスボール作戦は失敗?
野球の軟式ボールでも良さそうですが、
テニスボール3個で450ccなので、
スタイロフォームで同体積を突っ込むことはできますね。

ちょっと気になったのは、
音量による帯域バランスが違うこと。
ラウドネスがいらない程度の音量と比較しても、
音量を上げるほど低音が出てきます。
ある一定の閾値以下はS/N比が悪化する印象です。
言い方を変えると、小音量時にホーンが駆動しきれていません。
吸音材のせいでこうなるのかな?
吸音材なしの時は気づきませんでした。
まあ、あくまで印象ですけど。

しばらくは、ニードルフェルト20cm角とテニスボール3個のパターンで視聴を続けていきましょう。

空気室容量をいじる

20190309083230f7f.jpeg


バックロードホーンは、
音出し後にいじれるパラメータが少ないことが製作を通じてよく分かりました。

いじれるのは、
空気室容量
吸音材
この2点のようです。

乙Zの空気室容量はユニット体積を除いて1.95リットル。
三角柱の形をしています。

長岡理論
fx=10•S0/Va
fx:ホーンとユニットのクロスオーバー周波数(Hz)
S0:スロート断面積(cm2)
Va:バックキャビィー容積(l)
変形すると
Va=10•S0/Fx
Fx=200とすると
空気室容積Vaは1.2リットル。
その差0.75リットルとなります。

一応、この乙Zは汎用機体にするために、
サブバッフル構造にわざわざしているぐらいなので、
体積調整部材を接着してしまう訳にはいきません。

で、用意したのが硬式テニスボール。
体積は1個150cc。
5個入れるとちょうど750ccとなって、長岡式とピッタリ合います。

しかもおあつらえ向きにボール表面には毛が生えています。
程よい吸音効果とともに、
スチレンフォームの内壁と接してもカサカサしません。

思えば、ボールを吸音材にするというのは、
10年ぐらい前に流行りました。
軟式テニスボールを入れると、低音吸音に効果があった、というネット情報に接して、
マネをしてみたことがあります。

私の実感では大して効果がなかったような。

今回は吸音目的ではなく、体積調整なので硬式球にしました。

サブバッフルを外して…
あれ、3個しか入らない。
ま、いっか。

音出しです。

変わった、な。
まず、低音の量感が減りました。
そのおかげで淀んだような低音がややスッキリしました。

中音は目立つようになりました。
低音が少なくなったので、
相対的にそう感じるのでしょうが、
中音音圧が上がったような感覚です。
ただ、ちょっとマイルドになったかも。
ユニットの中音キャラが隠せるほどではないにしろ、少し穏やかに感じます。

これまた相対的に感じるからなのか、
高音が寂しいかな。

低音は質の向上にはつながっていないようで、
ポヨーンとしたところは変わっていません。
ただ、中低音がすごく凹んだだけに思います。

低音の伸びは変わらずです。
これは悪くないです。

個人的にはマークオーディオOM-MF5の中音の硬さは改善したいと思っています。
今回、硬さは少し取れたけど、
音圧が相対的に上がって、どっちかというとマイナスかな。

OM-MF5の中音のキャラクターをいかに殺すかっていうチューニング方向になりそうです。
「だったらユニットを替えろよ」
って言わないで。
ごもっともです。重々承知しております。

とりあえず、空気室容量は元に戻そうと思います。
残る手立ては吸音材。
そして、ステレオ誌の発表会でヒントを得た、
パッシブ回路活用も視野に入れています。
まだまだ楽しめそうです。




乙Z終了?

20190308062533e40.jpeg


乙Zはいろいろ条件を変えて視聴を続けております。

右chがガサガサするなあと思ったら、
いきなり鳴らなくなりました。

また、アンプが不調なのかな?
それともデッキとの接続かなあ?

普段使いのアンプはボリュームがイマイチで、
小音量時には左右バランスが大きく崩れるクセがあります。

チェックしますが、
どっちもシロっぽい。

サブバッフルを外してユニットとコードの接続を見ますが、外れてはいません。

アンプから来ているスピーカーコードを外して、別のスピーカーに接続するとちゃんと鳴ります。

と言うことは右のシステムのどこかで断線が疑われます。

ユニットから外した配線をスピーカー内部からビヨーンと伸ばして、
そのまま他のスピーカーに接続しますが鳴りません。

と言うことは、スピーカー端子からユニットまでの配線のどこかで断線!

ユニット破損ではない。
アンプの保護リレーは作動していないので、
ショートも、考えづらい。
そうなると
一番疑われるのが、スピーカー端子の直裏。
ここが緩んで断線している可能性大です。
ここが緩んだら、
もう、破壊しない限りアクセス不能です。
バックロードホーンの泣き所です。

終わった。
乙Zプロジェクト終了。

ここが弱点だとは思っていたので、
ダブルのナットで締め付けて、
その後、エポキシ系接着剤で固めたのにこのザマです。

ん、そこまでやったのに普通緩むか?

ダメ元でユニット端子に接続される平ラグ端子をカシメてから再接続してみました。

音が出た。
直った。
どうやらユニットとコードを接合している平ラグ端子が緩かっただけのようです。

え、じゃあどうして、ユニットに来ているコードを他のスピーカーとつなげた時に音が出なかったのさ?

ううむ、分からん。

バックロードの場合はスピーカー端子の接続方法を通常と変えないと危ないな。
いやいや、変なことを工夫しなくとも、
ボルトタイプの端子を使わなければいいんだ。

ステレオ誌、コンテスト2

20190227144850512.jpeg


ステレオ誌のスピーカーコンテスト、
2次審査を通過した音出し作品以外にも
気になる作品がたくさん展示されていました。

その中でも、最大級に気になる作品はコレ。

「ヒロワタスピーカー」
渡辺弘さん

形は何の変哲もないスリットバスレフ。
素材が驚きのコンクリート!
コッソリ持ってみると、重い。
本当にコンクリートっぽい。

さらに驚くのが、裏板もコンクリートで、一体成型のようです。
いったいどうやって作ったのでしょうか?

中子を分解式で作ればいけるか?
それとも複数回の流し込みをしたのか?

音も気になります。
やはりエンクロージャーは硬くて重い方がいいのでしょうか?

よくよく見ると、既視感のあるデザインです。
生方バスレフに瓜二つ。
うーん、ヒロワタスピーカーの方がわずかに大きいかな?

ま、さ、か、
生方バスレフにコンクリートの外套を着せた、、、訳はないよな。
しかしながら、背面端子が同じようなバネ式なのも、妙に引っかかります。
いやいや、それならそれで、音がもっと気になります。

気になって気になって仕方がない作品でした。




PS
「ヒロワタ」って何だろうって、ずっと考えていました。特殊な「ひろ綿」を吸音材に使ったのかな?とか思っていましたが、ヒロシ ワタナベで「ヒロワタ」と気がつき、ますます聴きたくなりました。

ステレオ誌、コンテスト

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/23(土)、音楽之友社主催 「第9回 自作スピーカーコンテスト作品展示&視聴会、授賞式」
に行ってまいりました。

一線級の知人達のスピーカーが一次書類審査を通過できない現状を見て、
それほどの素晴らしいスピーカーってどのくらいすごいのか、
生で聴いてみたいという心持ちで出かけました。

期待を裏切らない素晴らしいスピーカーばかりでした。
誤解のないように言いますが、書類審査を通過できなかった作品が今回の展示作品に劣っているとは微塵も思いません。

書類審査を通過したのはわずか32作品。
200通あまりの応募の中、狭き門でした。
さらに2次審査を通過し、音出しできたのは15作品でした。

初期のコンテストと違い、音質向上にそぐわないようなデザインや設計のものは見当たりませんでした。

繰り返しになりますが、
音出しした15作品は甲乙つけがたい力作ぞろいでした。
応募しなくてよかった…

その中で好みの作品はというと、3作品でした。

まず、
「ひびき」北山 真一 さん

五角柱のバスレフエンクロージャーが鮮やかな赤に塗られています。
PST回路を通して流れる音はゆったりとした雰囲気です。
低音は量感重視ですが、回路の悪影響を感じさせない見事なバランスです。

個人的にこのタイプの回路は自身の「K-N1」と名付けた密閉型でずいぶん試したのですが、
低音音圧が相対的に上がる代わりに、
質の低下が激しく、
咬ませる抵抗値に苦慮した覚えがあります。
他の方の同回路作品でも同じ印象だったので、
まともに使える回路だとは思っていませんでしたが、
これは見事です。

ユニット由来の硬い中音域もやや柔らかに感じられ、音楽に没頭できるキャラクターになっていました。

驚いたのは、バッフルへのユニット取り付け位置です。
通常であれば五角形の中央に取り付けますが、
やや上に偏心して取り付けられています。
バッフル面での反射、回析をシミュレートした結果だそうです。

結果として高音質を保った上でのギリギリの小型化を達成しています。

お次は
「K-84 武蔵」河野 雅幸さん、
ユニット1本をツィーターにした2本使いのバスレフです。
クロスは1KHz。
これまた見事な塗装仕上げです。
手を抜いたところが全くなく、背面仕上げはメーカー品を遥かに凌ぎます。

非常に引き締まった低音です。
パッと聴くと低音が薄いような気がしますが、
そんなことはなく、
十分な音圧でかなり下まで伸びています。
音圧が下がるウッドベース音階がなかったので、かなりフラットな特性と思われます。

他の作品との大きな違いが、
音楽再生の前に流す、左ch、右ch、中央chの音の差がなかったように感じられたこと。
意味があるのかどうかは分かりませんが、
音量、音質の違いがなく、定位の違いだけでした。

中音の硬さも感じられず、全域で音のトランジェントもそろっている印象です。

四角いブックシェルフ型がほとんどない中、
オーソドックスなデザインで、かえって目立っていました。

最後は
「Cyndrome II (振動労無 Ver.2)」海老沢 正さん

音の分解能、レンジの広さ、スピード感はどれも音出し作品の中ではトップに感じられました。
ユニットの性能を引き出すという意味では限界なのではと思わせます。
こんなスピーカーを作ることができたら、
もう自作スピーカーは「上がり」でいいように思います。

私好みで取り上げた3作品中、2作品がネットワーク付きでした。
電気信号がネットワークを通過することで、
中音域に少なからず影響を与えているように思います。
通常、電子回路を通すと音の鮮度が下がると言われて嫌われるのですが、
そうとばかりも言えない気がしました。

全体としては、私が言うのも変ですが、
とにかくハイレベルでびっくりしました。
また、表彰作品に3Dプリンタ作品が2作品入り、他にもスライス盤やNC旋盤を使った作品も2次審査を通過していたので、
審査員はこうしたハイテク機器を嫌がっていないということも確認できました。
来年は3Dプリンタ作品がもっと増えると思われます。

来場者投票として、
河野 雅幸さんの「K-84 武蔵」
を記入して会場を後にしました。
単純に好みの音だったからです。


以下は表彰作品とその賞品です。

ステレオ賞 「Hexahorn」澤佑亮さん、高柳祐希 さん、
ステレオ誌1年分、オヤイデ自作電源コード

マークオーディオ賞 「フラゴン、オマージュ」山田 哲也さん、
3月発売のアルペア7の後継機ユニット

フィディリティムサウンド賞 「OJI SOUND2018 エントリーMODEL」尾崎 彰 さん、
銘木2本

一般部門3位 「スフィンクス」塚田 郁男さん、
クリスタルトロフィー、電源ケーブル、サブウーハー

一般部門2位 「セブルバ」東山 宗一 さん、
クリスタルトロフィー、オーディオテクニカからレコードプレーヤー

一般部門1位 「ひびき」北山 真一さん、
クリスタルトロフィー、マークオーディオ ダンパーレススピーカーユニット、デジタルアンプ基盤

匠部門テクニカルマスター賞 「Cyndrome II」
海老沢 正さん、
ユニット fostex FW

制作費、こんなに!

20190221150025d1f.jpeg



乙Z制作費
ユニット代 (OM-MF5 2個)5000円
スタイロフォーム 1580円*4枚で6320円
MDF 500円 (450*600mm)
カット 2200円
コピー 1440円(2枚で)
接着剤 4800円
鉄板ガイド、ハンドクランプ 2000円
スプレーのり 1900円
ジェッソ 6996円(3リットル)
モデリングペースト 328円
端子 500円
コード 1000円
ネジ類 1000円
テニスボール 1499円
塗装スポンジローラー 298円

計 35,581円

ぐはーっ!
スタイロフォームって全然安くならない!
もう、軽い以外のメリットが思いつきません。

制作費の最後の方にあるテニスボールは空気室の体積調整に使う予定です。


さて、試聴は続けています。
ソフトによっては本当に今まで気づかなかった音が聴こえてびっくりします。

今日気づいたのは、
栗コーダーカルテット 「ダースベーダーのテーマ」
中央奥に演奏と関係ないカタカタ音が入っていました。
かなりリアルだったので、CDの音とは1回目では分かりませんでしたが、
リピートしてみて改めてソース由来だと分かりました。
でも、何でこんな音が入っていたんだろう?

バックロードって低音の迫力が魅力だとばかり思っていましたが、誤解してました。
こんなに繊細な表現ができる方式とは今まで知りませんでした。

あ、調整はこれからです。



ホーンの音像定位

2019021211171386a.jpeg


ステレオ再生で定位って大事だよね。

巷のバックロードホーンスピーカーは
ほとんどがフロントに開口部がある設計です。
しかし、乙Zはホーン開口面積を稼ぐために、
背面開口としました。

ちょっとしくじったかな。
音像定位が高音とそれ以外で違っちゃっています。

簡単に言うと、高音はユニット手前に結像し、
中音以下はスピーカーの後方に定位します。

とある技術書では、
「音像位置はホーン長の70%のところにくる」
とあります。
乙Zはフロントにショートホーンでユニット位置は後退しているので
計算上、音像位置はそんなにズレないはずでした。

全然合いません。

背面の音が壁で反射しているようで、
そこが中音以下の音像位置になっているようです。
全然70%じゃない。
フロントに開口部があればピッタリだったのかも。

バスレフなんかは、諸説ありますが、
背面にダクトをつけても大して影響ないなあと思っていたので、
バックロードホーンの音像定位がこれほど乱れるとは思ってもいませんでした。
バスレフに比べて中音漏れが激しいってのも原因の一つかと思われます。

しかし、よく分からないのが、
ホーン長の70%の位置とは、どこを指しているのでしょうか?
最終折り返し点から開口部までの距離の70%と考えるのが一般的かと思いますが、
それで正しいのでしょうか。
技術書のイラストは上のように一直線のフロントホーンでした。
そんなのフツーないよ。

だいたい、前後の音像定位はスピーカーごとに
バラツキが激しいものです。
音場型はスピーカー軸上より後方に定位するようですが、
それ以外はユニット構造に依存するように思います。
俗に「音離れがいい」スピーカーはやや後方上部に定位するようです。
しかし、箱が弱い場合も結像は甘いものの似たようになります。

今回も、ユニット由来のものか、バックロードホーン特有のことかは判断つきません。

作ってみないと分からないことって多いな。





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