小手先いろいろ

サブウーハー部からの逆相音が悪さをしているのではないかと、
音漏れ対策をしてみました。
取り外し可能な密閉部からはかなりの表面振動を感じるので、
まずはココからです。
例のシリコンゴムが1缶あまっていたので、これを使いましょう。
密閉部を逆さにしてまず木ねじを打ち込みます。
これはシリコンゴムは木材とは接着しないので、脱落しないようにです。
そして片CH当たり350ccのシリコンゴムを流し込みます。
終了。
表面をたたいてみると、ダンピングされているのが分かります。
音出しです。
う~ん、ちょっとは良くなったのかなあ。
プラシーボも弱含み。
ここで、kenbeさんのアドバイスで逆相接続してみます。
さて音出し。
ん、これは違う。
中音のキレと音場感が復活です。
良い感じというよりも、フルメタルバッフル単独の状態に近いです。
低音はというと弱いですね。
逆相と正相を何度か繰り返して聴きくらべますが、やはり同じです。
低音の伸びは正相がいいです。
それ以外は逆相かな。
中高音
フルメタルバッフル単独>逆相>正相
低音
正相>逆相>フルメタルバッフル単独
これでは一長一短です。
しかも低音の逆相は単独とほとんど差がありません。
低音の質でいえば単独の方が良く、
総合で単独の勝ちという感じもします。
う~ん、「足」なんて飾りなのか…。
こうなると正相状態を基準に中高音のもれを減らす方が伸びしろがありあそうです。
中庸の落としどころで逆相という手もありますが…。
ダブルバスレフの相が帯域によって違うのを初めて体験したよ…。
コイルか?
ここまでケルトンにこだわって今さらコイルもなあ…。
密閉部の吸音材の量を増やすことはできそうです。
ステレオ誌コンテスト会場でコイルを買っちゃったりして。
スポンサーサイト