ツイーター発掘
急遽、スピーカー発表の機会に恵まれました。
しかし手持ちの新作がない。
さんざん、密閉だとかJIS箱だとか、
バスレフバックロードだとかQ0だとか、
オタンコナスだとか、
屁理屈をコネコネしてたくせに、
箱を作る時間と金がナッシング!
いったいどこへ消えたんだろう…
そこでですよ。
「旧作」にツイーターを追加したら、
あら不思議。
「新作」!
実はツイーターユニットも箱もすでにある。
さらには某F社の立派なアッテネーターまで持っている。
今まで使ったことがないものばかりが眠っていました。
全部いただきものですが…
銘機 ビクター SX-3 のツイーターです。
フローティングされたパンチングメタルのグリルがイカす!
もうこのデザインにグッとくる御仁はオッサン認定です。
裏の銘には
SK2307B 5Ω
NOM 6W
MAX 50W
ユニットはなぜか5Ω。
8Ω用のアッテネーターなんだけど、
大丈夫なのかなあ。
裏を見て驚くのはその巨大なマグネット。
なんと直径100mm越え
下手なフルレンジは太刀打ち出来ないほどの重量級ツイーターです。
当時としては珍しいソフトドーム型です。
ユニットフレームは金属に見えて、
実はエンジニアリングプラスチック。
こんな高品質のプラスチックを見るのは
ドイツのクラウザー社以来です。
昔の日本の技術はあなどれない。
エッジを留めているリングが波打っていて、
ちゃんと鳴るかが心配です。
でも、鳴らなくても気付かれないかもしれない。
うん、気付かれない。
よしっ!
さあ、こいつを組めば「新作」だ!
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