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フタできた


カバーのカバー


ツインホーンのスパイラル出口に付けるサランネットが出来ました。
テーパーで曲線切りをしなくてはならず、私にとってはかなり難しい造形でした。

カバーのカバーはアラを隠すためのカバーです。
改めて本体ホーン部造形のテケトーさが分かりました。

ツインホーンとの接続ですが、
プリミティブで素材の物理特性を最大限生かした簡便かつ時間的束縛が最小限となる方法を選択しました。
摩擦力でくっつけているだけです。

接触部分にビニールテープを貼って、押しつけるだけで「あら不思議!」くっついています。
ビニールテープの粘着部分でくっつけるのではなくて表面のツルッとしたところがなぜかくっつきます。
押しつけているだけなので引っ張ると取れます。

一応、別の方法も試してみたんですよ。
車のダッシュボードに乗っける滑り止めスポンジを貼ってみたりとか…。

できあがりはスピーカーというより、何かの武器みたいです。
どこか民芸調も入っています。
でも強いて言えばスピーカーに見えます。

カッコよくなったのか????


サランネットを張る


サランネット

フレームを削ってちゃんとはまるようにしました。
超いびつです。

つまりスピパイラルホーン自体の精度がイマイチということが白日の下に晒されてしまいました。

さて、お次はサランネットを張ります。
フレームの表裏どちらに貼るかをかなり迷って表を選択。
デメリットはネット端の切りっぱなしが見えること、そして接着剤が見えるかもです。
メリットはゆがんだフレームがばれない、かも。

ネットはピンと張った方がいいので、キャンバス用の釘を使って事前に板にピンと張っておきます。
そこにエポキシで接着しました。

90分硬化型しかなかったので硬化開始まで2時間以上かかってしまいました。
柔らかいうちに接着すると布にしみた接着剤が表から見えて見苦しいので、
5分きざみで硬化状態をチェックするというヒマ人作戦でした。

重しを乗せてしばらく熟成します。





見てくれをなんとか


ここにつける


ツインホーンの音響レンズはなかなか作るのが難しそうです。
そんな時は逃避に限ります。

スパイラルホーンの開口部がカッコ悪いです。
スパイラルは白い塗装、筒は塩ビ管そのまま、イコライザーはチーク色です。

チープな生活を送っていますが、チープが好きなわけではありません。
外観を何とかしましょう。
と、言っても古人に倣ってフタをするだけです。

で、イラストのようなブツを作ってみました。
この木のフレームにサランネットを取り付ける計画です。

でもフレームが本体にはまらない…。


キムさん

M-25.jpg


CDを買いました。
「Hakuei Kim」Trisonique

ハクエイ・キムさんがピアノをやっているトライソニークというジャズバンドのアルバムなのですが、
題名がHakuei Kimなのか、Trisoniqueなのかが分かりません。
ひょっとしてHakuei Kim Trisonique という題名の可能性も棄てきれません。

ステレオ誌2011年1月号の付録チェックCDに曲がいくつか収録されているので
いつか購入したいと思っていたCDです。
マニア向けの優秀録音CDかと思ったら、すっごく有名で売れてるみたいです。

このCDを元にツインホーンをチューニングしてきましたが、どうも音場感がイマイチに感じます。
静寂感といいますか奥行きの雰囲気がうまく出てないような気がします。

「アンプのせいかな?」

それまではヤマハCA-1000で聴いていましたが
メインアンプ部をパイオニアM-25に代えてみました。

音出しです。
音場の奥行き感はヤマハの方もA級で聴いていたせいか、
パイオニアに代えてもそれほど違いはありませんでした。
でもレンジバランスがずいぶん違って、すっきり上も下も伸びた感じがします。
特に高域は繊細さと伸びが良く、音圧レベルも上がったかのようです。
反面、低域の押し出しは弱いかな。

ツインホーンの高域指向性改善のイコライザー作戦は結局失敗でした。
ちゃんと作動する音響レンズを付けてしまうと、
寂しい高域の正面音圧レベルがさらに落ちて寂しくなるかと心配していました。
でも今回のパイオニアぐらい出ていれば、多少強引に散らしても大丈夫な気がしてきました。
本当のスピーカーの音ってどっちなんでしょうね?

という訳でやっぱり音響レンズ作ろうかなっていう気になっています。
イコライザーはせっかく作ったので外しません。
というか、接着剤で付けてしまったので外せません。


検証

がっくり


1日たって、10分経つと低音が出て中音が緩くなるっていうのをまた確認してみました。

前日と同様のCDで同じようにスタートします。
前回よりはなぜか中域が緩い気がしますが、低音の出方は同じです。
さあ、10分経ちました。
やっぱり変化ありです。
同じ曲の同じ部分での変化です。
ん、同じ場所?
あれ?

賢明な皆さんにはもうお分かりのように、
つまりはそういう曲だったということなのです。
だから何度繰り返しても、同じ部分で変化します。
同じ曲の中でベース音のレベルが最初と最後で違うというアレンジなのでした。
そんなアレンジするか?普通…。
ちなみに曲はビートルズの「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンド」
さすがビートルズ。やることが普通じゃありません。

オチとしては、中域の変化っていうのも怪しいですね。
これこそプラシーボなのかもしれません。

ヤケを起こして、ツインホーンの吸音材を抜いてみました。
音出しすると、これがすごい変化です。
高域が元気になってスッとレンジが伸びています。
低音もスッキリして分離も良好です。
スッキリワイドレンジなんて、パーフェクトフルメタルバッフルみたいです。

(中略)

スピーカーセレクタが間違っていました。
まさにパーフェクトの方を聴いていたのでした。
気付くのに4曲ぐらい必要でした。

で、改めてツインホーンの方を音出しすると、
低音の量感が少しでたかな?でも気のせいレベルの違いかもしれません。

いろいろガックリの日でした。


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