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2018スピ再技研2

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続いて二番手は千葉の石田隆さん、
「FIRチャンデバによるマルチアンプ駆動」

表題を聞いても何を言っているのか理解できません。
もちろん、私の理解力が足りないせいです。

周波数による位相の回転をチャンネルデバイダでユニットごとに補正をかけるとどう鳴るか?
ということのようです。
補正の前に当然ながらユニットの位相特性を正確に測定しないといけないので、それだけですごく手間がかかってるそうです。

位相回転って気にしたことがありません。
目にする機会は、エンクロージャー設計支援ソフトでの「位相特性」グラフぐらいです。
低周波領域やクロス領域ではそれが乱れているのが分かります。
が、だからと言ってどうすればいいのかも分からない特性の一つでした。

それがチャンネルデバイダで補正ができて、聴き比べができるという、又とないチャンスです。

持参スピーカーは対向駆動の丸いウーハーにリングツィーターの2Wayです。
何と折りたたみ式。
失礼ながら、仕上げはかなり雑です。

補正なしのIRから音出しです。

素晴らしい!

とにかくワイドレンジで大きなパワーが入ります。
2Wayらしく艶やかで低歪なのがよく分かります。中域の荒れが微塵もなく、音色のつながりも見事です。
ソースを美しく再生する、情緒的なタイプのようです。
低音の締まりと量感のバランスが絶妙で、足りないのは重低音だけです。
ちょっと低音がビビるけど…
もう、オーディオはこれで完結でいいんじゃないかというレベルです。

雑とか言ってすみません。
雑ですけど…

さて、今度は補正アリのFIR。
あ、何か違う。

何度か切り替えて違いを探ります。

補正アリの方が、情報量が多い感じです。
中高域のワサワサした感じがリアル感を高めています。
微妙にアタック感も補正アリの方が強く感じます。過渡特性がいいのかも。

音場感はかなり違って聴こえ、補正アリの方が前に定位し、ボーカルはさらに前に出ます。
音場は前に出ますが、スピーカーにまとわりつくようなものではなく、音離れはいい感じです。

逆に補正なしは奥に音場が広がり、ボーカルは雑味がなくスッキリした感じがします。

個人的な好みで言うと、音質は補正アリが良く、音場は補正ナシがいいです。

いつも思うのですが、スピーカーってその個人の特長がすごく出ます。
石田さんは、スピーカー制御の達人で、滑らかで歪みの少ない音を出すマルチ使いです。
そこから出るサウンドはまさに石田(隆)サウンド。
とても追いつけない高みだと実感いたします。
いいものを聴かせていただきました。


2018スピ再技研1

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毎年恒例のスピーカー再生技術研究会オフ会 が
なかのゼロで10/7(日)にて行われました。
9/24(月)に続いて第2弾。
こっちが本番という位置づけです。たぶん。

一番手はアイネケンさんこと秋葉武弘さん、
「タンデム&バックロードホーンシステム」

スリムな躯体にPARC Audioの赤パークミニことDCU-F102Wがかなり上部に取り付けられています。
開口部が後ろにあるバックロードですが、赤パークミニの背面にfostex FE-126Enがセットされていて、タンデム駆動となっています。

9mm厚のシナベニヤの木口に木ネジを打ち込んでの組み立てで、木工技術の高さをうかがわせます。
側板に音道の投影図が描かれていて、バックロードの内部構造がよく分かります。
かなり長めの音道ですが、開口部の小ささから、カットオフ周波数は高め、広がり係数は低めと推察します。

天板上にはドームツィーター。
クロスが26.5kHz!
何と超音波でクロスです。
音圧差が8dBもあるからいいのかな?
でも下はタンデムだし音圧が合うのかな?
どうなるか楽しみです。

ところで、この機体には個人的にすっごく興味があります。
実は私も赤パークミニを購入したのですが、
何をやっても上手く鳴らすことができず、試行錯誤の末、現在、死蔵しております。
当時、コイズミ無線でのデモにも行き、何種類かの箱で視聴しましたが、上手くは鳴っていませんでした。
ですから、どうすれば上手く鳴るのか知りたいのです。

私自身の失敗の数々は拙ブログの「赤パークミニ」の項目をご覧ください。

あ、ちなみにこのユニットの愛称はないもようです。
「赤パーク」と言えば同社の10cmのDCU-F122Wを指します。
こっちのユニットは8cmなので違うものです。
以前、社長に「愛称は何でしょう?」と訊いた時の返事が「赤パークミニ」「ちびっ子赤パーク」だったのですが、
8cmのコレは、現在、会社HPでもなかったことにされています。
不遇のDCU-F102Wを当ブログでは「赤パークミニ」といたします。

さて、注目の音出しです。
最初は小田和正。
滑らかなボーカル再生で、サ行のキツさが上手く抑えられています。
ある意味レイヤーウッドコーンらしい鳴り方です。
ツィーターの効きも違和感なく、カーペンターズのサックスが美しく、スッキリとした高域の伸びが感じられます。

低域は下までかなり伸びているようなのですが、音圧が少し寂しく、ベース階調が聴きづらいソフトもありました。

エンヤはもう少し重厚感が欲しいところです。

気になったのは、中央定位がかなり甘いことです。
エンヤはともかく、小田和正も山下達郎も立ち位置がはっきりとは分かりませんでした。
会場でのケーブルの接続ミスを疑いましたが、目視では問題なしです。
個人的にはタンデム部が怪しいと思うのですが…

また、残念なことに、ユニット由来のビビリ音のせいて、音量が上げられなかったことです。

非常に興味のあるユニット、形式なのですが、会場では実力を発揮できなかったのが残念です。

完調状態で再び聴きたいスピーカーでした。
その時は是非ともタンデム部の接続を、「標準」「オフ」「短絡」等試して欲しいなと思いました。

2018塩ビ管オフ会10

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10番目はカノン5Dさん、

オーディオフィルの商品
「PR-10(オリジナル)」
その改良型「PR-10スノーホワイト」
の聴き比べです。

外形寸法は両者共全く同じですが、板厚による内容積が違っていて、
オリジナルは板厚25mm、容積1.5リットル、
スノーホワイトは板厚9mm、容積2.6リットル。
どちらも檜のムク材です。
また、吸音材も変えてあります。
ユニットは双方同じです。

クリアですっきりとしたオリジナルに対してゆったりとつややかなスノーホワイトという印象がありました。

私だったらどちらを選ぶかと言うと、
サブウーハーを付けるならオリジナル、単独使用ならスノーホワイト、かな。

小型でおしゃれなスピーカーが欲しいという方にはおすすめです。
で、オレンジの明るいサランネットが欲しいなとチラと思いました。

2018塩ビ管オフ会6

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6番手は私、ケイ、

「3段スチロール」

「思ったよりいい音だった」
そんなお褒めの言葉を多数いただきました。
ありがとうございました。

2017スピ再技研10



この日の4番手は私ケイの「ザクザグ」
基本構造は、小型バスレフのAパーツ、ただの箱のBパーツ、ダブルバスレフのCパーツを組み合わせて使います。
全部使うと、ダブルバスレフケルトン型バスレフスピーカーですが、
AC型だと、
両方駆動でタンデム型ダブルバスレフ、
Aのみ駆動でドロンコーンダブルバスレフのバスレフ型という得体の知れないスピーカーになります。

ホントにみなさんにご協力いただきまして、
いろいろなパターンを聴くことができました。
ありがとうございました。

Aパーツは1.8リットルバスレフとBパーツも使った6.8リットルバスレフの違いがほとんどないのが、
私としては面白かったです。

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