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2018塩ビ管オフ会7

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7番手は古舘@横浜さん、

「ウッドホーンツィーター+JSP方式ウーファー」

もうびっくりなのが、ウッドホーンツィーターが手作りなこと。
リボンツィーターをドライバーにして、
前面に拡散板とウッドホーンを取り付けています。
ベニヤの積層面が美しい仕上げです。
ウッドホーンツィーターを取り付ける支柱も積層で製作されています。

資料によると、
ウーファーはDYNAVOXの5インチ。
クロスは5kHz、ダクトチューニングは39Hzです。

さあ音出しです。

1曲目はイーグルスのホテルカリフォルニアのライヴ。
スネアドラムが印象的なイントロです。
私がこの曲でチェックするのは、
歓声が沸いた時の地響きのような超低音が再生できるかどうかです。
うーん、よく分かりませんでした。
あまり低域は伸びていないのかなとも思いましたが、
次の曲でそれが間違いだと分かりました。

ホテルカリフォルニアでは再生できなかった地響きがしっかり再生です。
一瞬、本当に地震かと思いました。
ホテルカリフォルニアでは歓声にまぎれて聞き逃したのかもしれません。

f特レンジの広さは驚異的です。
重低音から超高音までしっかり再生できる、超ワイドレンジです。
締まった伸びのある低音は気持ちよく、
音楽ジャンルに関わらず全方向に弱点がありません。
むりやり探すと、ウッドベースでは音階が弱くなる部分があるのかなと感じました。
感覚的には110Hzぐらいのような…。
特製図ではそんなことはないので、あくまで感覚的ですけど。

ツィーターはクセもなく繊細なリボンっぽい音にやっぱり感じました。
ホーンのある無しで比べると違うのかもしれません。

ウッドに限らず、ホーンってすっごくあこがれていました。
ウッドの規則的な積層面を見ているだけでご飯3杯はいけます。
それを自分で作ってしまう木工作技術には恐れ入ります。

失礼を承知で言ってしまうと、
下のウーファーを突き板仕上げにすれば、
200万円/1台で売れるなと思いました。

2018塩ビ管オフ会5

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お昼をはさんで5番手は古賀さん、

「14litter ported box」

ユニットはAlpair10Goldでしょうか。
マークオーディオの14cmユニットが付いたブックシェルフ型です。
正面に小さなバスレフダクトがあるMDFの箱で、バッフルにザクりを入れてユニットを落とし込んでいる丁寧な造りです。

さて、音出しです。

口径の大きなフルレンジだけあって、余裕のある鳴り方です。
低音は豊かで量感重視です。

女性ボーカルもクリアで高域にも余裕が感じられます。

水音の再生ではSPの外側にも音象があり、広さもあるのですが、
中央定位がちょっと甘いようなも感じました。
俗に言う、口が大きいっていう状態で、
左右の試聴位置にもシビアな印象がありました。
口径とバッフルサイズが影響しているのかもしれません。

気のせいかもしれませんが、
ソースの品質のばらつきがあるような気がしました。
スーザン・ボイルさんのボーカルはすばらしく滑らかなのに、
「君の名は」のヒロインは中高音がやや荒れていたような…。

アフリカ音楽では高音でチリチリ音が混ざっていたようにも聞こえました。

ダクト径が小さいのは、これが試作機だからだそうです。
本作は何と球形の陶器製。
球内に収まるダクトにするとこの径になってしまうので、小さいのだそうです。

本作もぜひ聴きたいです。

2018塩ビ管オフ会4

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4番手はコニさん、

「前後左右開放点接続フラット振動板スピーカー 試作3号機」

メインユニットは平面振動板で振動ユニットはダイナミック型です。
振動ユニットは手作りのスチレンボード振動板に爪楊枝で接続されています。

ボディはホワイトウッド製で、木軸工法で矩形振動板を支持しています。
試作機なのにこのまま売れそうなぐらいの美しいフィニッシュです。
上部には無指向性ツイーターが取り付けられています。

音出しです。

後方に広い音場が現れます。
反射の強い壁材のものすごい大空間で演奏しているかのようなピアノです。
音質もそうなのですが、そういう音場が現れるのです。
目を閉じると広いホールにいるかのようです。

チェロは2mぐらい後ろで演奏しています。
ツイーターのつながりも自然です。

オルガンの超低音は共振してしまっていましたが、
教会感が出て他のスピーカーでは得がたい音です。

マイケル・ジャクソンではソースのせいかf特レンジが狭く感じました。
マイケルのボーカルはなぜか今までと違い、SPと同列に定位しているように聞こえました。
ポップスは苦手なのかもしれません。

和太鼓では、遠くで鳴っているような感じがしながら、
各音が明瞭という不思議な感覚です。

スピーカーユニットの評価に「音離れがいい」という言葉があって、
スピーカーの存在を感じさせないスピーカーがよいとされていますが、
この機体はそれを最高レベルで具現化したものだと思いました。

この先の試作機や、試作を超えて完成作品が本当に楽しみです。

2018塩ビ管オフ会3

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3番手はKO球さん、

KO球さんらしいきれいなMDF加工技術でつくられたスピーカーが3種です。

最初はかわいい機体の「Dソー1」です。
何と、ダイソーの300円スピーカーのユニットを使ったそうです。
1コ150円…。

音出しです。

すっごくまともな音がします。
いや、いいです。
スッキリした女性ボーカルが美しい。
フルレンジにありがちな分割振動の荒れも感じません。

また、音場はカチッとした定位ではなく、
ふわっと広がった音場が形成されていました。
しかも前後にも明確な音像があって、
ピアノは右奥から、ボーカルは中央手前に音像があり、
頭を振ってもそれは変わりませんでした。

低域レンジは思った以上に伸びており、Hi-Fi 再生もいけると感じました。

2番手も300円ユニット使用で、塩ビ管を使い少し大きくなったバスレフ型の「Dソー2」です。
大きくなってもさすがにオルガンの低音再生は苦しいものがありました。
音色は1番手と同様でしたが、不思議な音場はこちらはありませんでした。
容積が大きい分、1より低音が出ていました。
ポップスは軽やかです。

3番手はfostexM800を使ったキューブ型の「DAYS M800」です。
驚く事に、和太鼓のブルブル感がよく出ていました。
ドラムは軽さは感じますが、音の分離がよく聞こえました。

KO球さんは、高いユニットも安いユニットも使いこなしが本当に上手で、いつも驚かされます。
素のMDF仕上げは商品レベルの美しさです。

ダイソーユニットを2セット買いました。
あと2セット追加で買おうかな。
ワクワクするユニットです。

2018塩ビ管オフ会2

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2番手はグレープさん。

「MS-06J ホワイトオーガー」

見た目は望遠鏡です。
ユニット交換ですぐにでも反射望遠鏡になりそうです。
前面に油圧ダンパーの支柱があって真上にも向けられます。

下地にサーフェイサーを吹いた白い機体は仕上げがとてもきれいです。
ギミックがあって仕上げがきれい…。
このパターンは期待ほどでもないという事が多いのですが…。

さあ、音出し。

びっくりです。
何でしょう。この切れのある伸びた低音は!
あの筒に何かある。
あ、きっとケルトン型だ。中にウーハーが入っているに違いない。
だってダクト穴が後ろにあるから。

「工夫はありますが、一応バスレフです」

グレープさんの一言でまたもやびっくり。
6cmユニット一発でここまでの音を出すなんて、
今までのスピーカー制作の常識が覆ります。

電気的にムリに増強した低音ではなく、
パッシブならではの良質な低音再生です。
コントラバスのゴリゴリ感まで出ています。
ダクト設計にムリがあると中音がよどむということがありますが、
ピアノも濁りなく再生、高音のタッチも生々しいく、
ゆったりしたジャズがいい雰囲気です。

音場はSP間に並びます。
上向きも試していただきましたが、正面向きの方が好みかな。

内部構造は複雑でした。
バッフル一体で内部の塩ビ管が外せて、外の塩ビ管も含めて3重構造です。
内部は4気室あるいは5気室に別れていて、それぞれ小口径の多数の穴で連結されています。
この小穴はユニットサイズを考えるとダクトとして機能していそうです。
つまり、クワトロバスレフ?
それとも3気室の中央折り返しの共鳴管?
「サイレンサーモジュール」という方式だそうですが、
全然理解が追いついていきません。
エンジンのサイレンサー?
間違っていたらごめんなさい。

イラストには描けなかったのですが、
ダクト端は多数の小さな穴で気室をつなげています。
バスレフダクトの動作をしそうなものもあれば、
単なる穴もあって、中を見せてもらっても、
本当に理解が追いつきません。

とにかく、今までの常識がぶっ飛びました。
こんな衝撃は久しぶりです。
さすが「パイオニア賞」受賞作品です。
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