集まれ塩ビ管スピーカー2014その8

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8番手はマイルドKさん「スネークホーン2014」。

マイルドKさん、例年は一晩で完成しましたっていう感じの作品が多かったのですが、
今回はひと味違います。
塩ビ管を螺旋状に組み合わせて、ヘビが柱に絡みついたような造形です。
注目度抜群でこれぞ塩ビ管でないとできない形ですね。
変形バックロードホーンと言うべきか共鳴管と言うべきか、
分類に悩む形でもあります。
ユニットはタンバン。

さあ発表です。
ロックは賑やかに鳴ります。
定位は良好ですが、音像そのものは中央にまとまる感じです。
低域は量感が少なくソリッドな雰囲気です。
中域に山があるような印象ですが、ユニットの特製でしょうか。

それにしてもこの形は魅力的です。
造形上の面白さもありますが、
曲げても直管と同じような特製が出るのなら、
極めてコンパクトな共鳴管ができます。
これからの発展性も感じさせる作品でした。

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集まれ塩ビ管スピーカー2014その7

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7番手はマイルスTKさん、段ボール積層スピーカー「100枚重ね」。

こういうのって誰でも一度は考えると思うんですよ。
積層枚数を多くすることによって滑らかなバックロード音道を形成するってことに。
でもですよ。実際やろうとシミュレートすると、
とんでもないことになるのに気づいてフツーはやめます。

そのとんでもないことをやったのが今回の作品。
何と段ボールを100枚くり抜いて重ねたバックロードホーンです。
段ボールだから楽だろうってことはないです。
だって、板だったら必要のない空気漏れの対策もしないといけませんから。

ご丁寧にくり抜いた音道部分をまた貼り合わせてとなりに飾ってあります。
ふむふむ、中はこうなっているのか…。
空間にやや余裕があるように見えますが、もう一度折り返すのはムリそうです。

発表開始です。
ジャズのウッドベースは小気味よく鳴っています。
ベースメロディーが良く聞こえ中低域の分解の良さが分かります。
反面、低域の下はあまり伸びてはいないようです。
一部にこもるような音域があるようにも感じました。

中高音もハリがあり、全体的にバックロードらしい弾ける音です。

男性ボーカルはちょっと重いかな。
また、ティンパニーがいい感じに鳴っていました。

こういう事をやったら楽しいなっていうのを本当に実行してしまうマイルスTKさんの行動力に脱帽です。
次回はぜひミルフィーユ(千枚重ね)をお願いいたします。


集まれ塩ビ管スピーカー2014その6

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昼食をはさんで6番手は古舘@横浜さん、
2WAY+サブウーハーのやや大型なシステムです。

初めて見るウーハーユニットです。
ベテランの方々に教えてもらうとフォステクスのユニットだそうです。
エッジレスという説明を聞いてよく見るとホントにエッジがない!
フレームが円筒状に出っ張っているのはそのせいなのでしょうね。

2WAYの方は見たことあるなあと思っていたら、
昨年度発表のものをリニューアルしたようです。
ツイーターには音響レンズがついています。
いつ見ても惚れ惚れする工作技術です。
あれ?バッフル下部にゲンコツが出てる…。

さて、発表開始です。
さすがにワイドレンジです。
マルチウェイの良さが光り中域の暴れが非常に少ない印象で、
ツイーターとのつながりも良好に感じます。

トランジェントはマイルドですがシンバルの定位はキチッと出ています。

厚みのあるボーカルなのに淀むところがなくすっきりと聴こえます。
サブウーハーの威力で低域の伸びは目を見張るものがあります。
密閉らしい重々しい低音です。

音場感が今ひとつのフィーリングのせいなのかもしれませんが、
リアルという方向性ではなく美しく音楽を聴かせるタイプだなという印象でした。

集まれ塩ビ管スピーカー2014その5

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5番手は更に超ベテランのコニさん「ミニクロ」。

超ちっちゃい黒い躯体です。
まさにミニクロ。
スキャンスピークの5cmユニットをユニークな方法でフローティングマウントしています。
何と、磁石の引力を使ってユニットをボディに押しつけています。
で、磁石同士は全くの非接触です。
本体とユニットの間には気密保持用のゲルパッキンがあります。。

これまた超ちっちゃいダクトが下部にあるバスレフ方式です。

さて発表開始です。
やはりサイズがサイズだけに低音の出は苦しいものがあります。
その代わりと言ってはなんですが、定位はものすごくいい。
ピアノの低音と高音の弦位置の違いが分かるほどです。

高域の伸びはまずまずで女性オペラもいい感じです。

中域の濁りが少なく、特に女性ボーカルの下の領域がすっきり鳴ります。
ボーカルが美しい。

この中低域のすっきり感はフローティングマウントの賜なのでしょうか。
それとも特殊構造の吸音材が効いているのでしょうか。

ライブ音源では高域は更に伸びているフィーリングで定位の良さもあってリアルです。

これ1台でこなせる領域が多く万能ですが、サブウーハーがあれば言うことないなあと思いました。

集まれ塩ビ管スピーカー2014その4

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4番手はベテランKO球さん、
スキャンスピークの5cmです。
内部にもう1つユニットがあるというのでタンデム式かと思ったらケルトン式のようです。
リア下部にダクト開口部があります。

ケルトン型って私もいろいろ試したことがあるのですが、同口径同士だとイマイチメリットが少ないんですよね。
ボディも大型になるし。

ところがこのスピーカーはケルトン型としては極めて小型で、木目の美しい正統派ブックシェルフ型(死語か?)です。
本当にケルトン型?

発表スタートです。
小型の躯体だけに音場感と定位に優れます。
音像は小さくビシッと決まります。

ユニットの特性と思われますが、しっとりと落ち着いた音で聴き疲れしないような雰囲気です。
しかしややハイ落ちのような気もします。
中域はやや紙っぽいクセを感じましたがどうなんでしょう?

反面、5cmユニットとは思えない程低音はかなり伸びているように聞こえました。
いつも思うのですがKO球さんの造るSPって躯体の縦横比が美しいんですよね。
どこがどうと訊かれると困るのですが…。


もうひとつはタンバンのユニットを使ったやや小型のスピーカーです。
方式が分からないのですがバスレフ式でしょうか?
制作途中とのことで表面はMDFそのままのようです。
穴のテーパー加工がみごとです。

こちらはハイ落ちのように感じてレンジが上下に狭い印象をもちました。
オケのピアノは美しかったです。

双方とももっとじっくり聴きたかった作品でした。
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