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K-N1中音対策4


吸音材でかべ


ここでまた吸音材に逃避です。
背面からの反射音の影響があるか試してみましょう。

現在、裏板はごちゃごちゃしているので吸音材を貼り付けていません。
ユニット後方の反射はすぐユニットまで戻ってきてしまいます。

低密度のポリエステルの綿を背面に置いてみます。
これはクッションの上層に使う綿のようです。
手頃な大きさのものがあったのでつっこむと立ちます。
隔壁のように箱の中央に立ててみました。

音出しです。
う~ん、
変わらないような低音がちょっと減ったような…。
ま、効果なしです。

別のポリ系の吸音材に変えてみます。
今度は立たないので下の方にかためます。
これもまた変わりません。

K-N1にはポリ系の吸音材はあまり効かないようなフィーリング。
ボンつき傾向があるので量感だけもうちょっとタイトに仕上げたいんだけどなあ。
エンクロージャー内の空気振動をダンピングするにはどうしたらいいんでしょう?


K-N1中音対策3

K-N1回路2


中域のイコライザーの効き具合を変更しました。
バイパス抵抗を3Ωから6Ωへ。
半田ごてが新しいのでスムーズにできました。

スピーカーが6Ωだからマイナス3dbっていう計算でいいのかな?
それとも電流量で半分だから二乗して1/4でマイナス6dbなのかな?
こういう基本的なことが分かっていません。

音出しです。
ボーカルが前に張り出すのは変わりません。
全体的なバランスはこちらの方がいい感じです。
サイン波での確認もこちらの方が全体的にフラットで2ウェイに迫るレンジの広さです。

でも中音の荒さは変わりません。
低音の緩さも目立ちます。

さて…。

K-N1中音対策2

ダクトのフェルト


イコライザーを組んでもトランジェントの悪化は感じられません。
ちょっとホッとしました。

今度は低音の緩さが気になります。
ダクトがやや短い感じです。
ちょっとだけ伸ばすのはメンドいので、お手軽な方法へ逃げます。

ダクト面積を小さくすれば同じでしょう。
フェルトを切って中に押し込みます。
接着して終了。

何も考えずに手元にあったフェルトを入れただけなので、
長さが合わずビロンとはみ出ています。
ま、いっか。

フェルトを張るというのはダクトの制動という効果もあるかなと思いました。
後付けの理由ですけど。

結果、ボワッとする変な響きが減ったような減らないような…。

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「PARCサウンド鑑賞会」のお知らせです。
主催は「根性無しの山羊座」のKeikさんです。
PARC AUDIOユニットを使用したスピーカーのオフ会です。
スピーカーの世界にあって、メーカー限定のオフ会は珍しいのではないでしょうか。
社長もいらっしゃるようですが、あくまで同好の士の会です。
拙ブログでは昨年第1回の模様を載せさせていただいております。
http://otodashi.blog86.fc2.com/blog-entry-94.html

第2回「PARCサウンド鑑賞会」
2012年4月28日(土)
参加費 一人500円(出品者も視聴者も同じです)
開始時間 未定(13:00ぐらいか?)
明専会東京センター(鳳龍クラブ)http://meisenkai.or.jp/horyuclub/index.html
東京都港区新橋2-20-15
新橋駅前ビル1号館5階503号
Tel:03-3572-2009 

詳しくはkeikさんHP「根性無しの山羊座」をご覧下さい。
http://blog.goo.ne.jp/goldkeik

K-N1中音対策1

K-N1回路


「中音対策1」という題名ですが、
本当は「中音対策8」と言いたいぐらいいろいろやっています。
中音の粗さが一番の問題なのですが、まずは帯域を揃えるところからいきましょう。

中音を下げるイコライザーを組み込みます。
ノッチフィルタとは帯域が重ならないので、ノッチフィルタの定数は変えません。
というか変えなくてもいいんすよね?

裏板に新たな回路を取り付けるのですが、もうキュウキュウです。
コイルは倒して取り付けたかったのですがスペースの関係で断念。
距離を離して取り付けです。

音出しです。
KenbeさんとおなじCDで確認してみます。
♪ほおら~足下を見~てごらん~これが~あなたの~歩む道~♪
私なりの試聴ポイントは、伸ばした音がきれいかどうかです。
中音が粗いとハスキーに聞こえるようです。
ピアノはきれいに鳴ると奥へひっこむようにも感じました。

ハスキーでした。
ピアノも目立ちます。
イコライザーでは粗さは取れませんね。

サイン波でレベルを確認すると、
200Hzに山があり、7KHz付近は大きな山はないものの凸凹が多いようです。
意外なことにイコライザーの帯域は驚くほどフラットで凸凹がありません。
前後の帯域とのつながりもスムーズです。
ただ、フラットだけど全体的に音圧レベルが高い感じもします。

200Hzの山はあるものの、ボーカル域への悪影響は感じません。
これはほっときましょう。

7K付近の凸凹はノッチフィルタのインピーダンスが合っていないのか
もともとの凸凹があるのかが分かりませんが、
除去は困難そうです。
フィルタ自体の効き具合は効きすぎということでもなさそうなので、
バイパス抵抗はつけずにそのままいってみます。

あ、サランネットのフェルトは取り外しました。
つづきます。



中音対策

フェルト


アルミ13cmウーハーをフルレンジに使う課題が見えてきました。
7KHzのピークはノッチフィルタしか考えつきませんでした。
通常のパラメータでうまく作動していように思うので、
インピーダンス補正回路は組まなくても良さそうです。

11リットルの箱に入れるとどうも中音が粗い感じもします。
同時に中域レベルが高く、かまぼこのバランスになっています。
あ、あくまで印象ですけど。
箱が小さいのかなあ。

中音の荒さについては赤パークミニの時を参考にすると、
バックキャビィまでの距離を多くとると良くなる傾向がありました。

で、今回は箱は決まっているので背面距離でのコントロールはできません。
吸音材でもまあいけるのですが、低音への影響があって増やせるのにも限度があります。

ネットワークでもいいのですが、できれば使いたくありません。
以前、ツインホーンでホーン面にフェルトを貼り付けてクセをとる実験をしました。
ピークの除去にはある程度効果があったので今回も実験です。

直径6cm厚1cmのフェルトをユニット中央のサランネットに貼り付けます。
それだけです…。

音出しです。
中音以上のレベルが落ちて中低音のニュアンスがよく聴き取れます。
帯域バランスとしてはまずまず改善しています。

しかし、ダルです。ダルすぎます。
試しにダル系の代表のツインホーンを聞き比べてもダルすぎです。
それでいて細かなピークやクセが除去されている感じもしません。
Hi-Fiとしては許容範囲外ですね。

結論、失敗。
ただし、アルミウーハーは低域のゆったりした音色と中音以上の硬い音色に差があるので
そういう差は少なくなった気がします。
その辺はフェルト厚で微調整できる余地がありそうです。


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