巨匠宅訪問 おまけ

ネットワーク台


大山さんのネットワークボックスです。
箱にもなっていないから台かな。

これが超すぐれもの。

素子の変更もあっという間です。
イラストでは分かりにくいのですが、片側の端子群がフリーになっていて、
リード線の長さを気にする必要がありません。

オーディオ評論家の小澤隆久さんは段ボールを2枚重ねてネットワーク台にしていましたが、
大山さんの方がはるかにスマートです。

片ch分でSP端子を8個も使ってしまいますが、
一度作ればこんなにいいものはありません。



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巨匠宅訪問5

木彫Ⅴ改


Kenbeさんのメインスピーカーです。
これは2010年10月に行われたフォステクススピーカーコンテストの優秀賞受賞、
「木彫Ⅴ」の改良版の3WAYです。

ミッドとローにそれぞれリアダクトがついています。
以前はさらにスーパーローがありましたが、今は板でふさがれています。

大まかな印象では情緒的に鳴るタイプでソースを美しく再生します。
当然ながら超ワイドレンジです。
特徴的なのは音にキツいところが全くない点です。
高音をぼかした聞きやすさとは一線を画した高密度高情報量でかつ聴きやすさがあります。
トランジェントも過激に鋭い感じではなく、いい意味で中庸です。
この部屋でこのシステムでボーッと音楽を聴いていられたらシアワセ~。

そのままでも十分すぎる低音ですが、
フルレンジを使ったサブウーハーを追加すると、地震の地鳴りのようなライブがリアルです。
このFE-208ESを使ったサブウーハーを単独で鳴らしてもらったところ、
全く音がしないのに驚きました。
時々モヤッとした振動を感じるだけです。
超低音以外の音漏れのないチャンネルデバイダーの威力を垣間見ました。

音場は普通に感じました。
定位は ?
試聴位置がシビアなのかもしれません。

いずれにせよ、自作スピーカーの到達点の一つでしょう。
もう一方の雄は松さんの「ASURA」。

音質でKenbe機、音場定位で松機が2大頂点かな。


巨匠宅訪問4

大山さん試作2way


大山さんの試作2Wayです。

持ってみると…。
とんでもなく重いです。
18mmバーチ材のせいなのか、ウーハーFW-168HRのせいなのか、
油断すると腰にくる重さです。

80年代に流行ったようなバッフルギリギリのウーハーサイズで懐かしい感じです。
奥行きも現代の基準ではやや浅めで、容量は15リットルぐらいでしょうか。
16cmウーハーにしては小さめの感じです。
白いボンドがはみ出ていたりプロトタイプらしさがプンプンします。
外見ではないのだよ。音だけで勝負っ!って雰囲気です。

裏を見ると四角いやや小さめの長いダクトです。
40hzぐらいのチューニングとのことでした。

ツイーターはフォステクス自慢のマグネシウムです。
ユニット代だけですごいことになっているスピーカーです。

スタンドは音工房Zの「Z102」?
高品質さが伝わってきます。

音出しです。
まず、バスドラムの低音の伸びに驚きました。
16cmってこんなに低音が出るものなんですね。
初めはKenbeさんのサブウーハーが同時に鳴っているのかと思いましたが、
チャンネルデバイダーの先のヤマハアンプはオフでした。
ムリにダクトで伸ばした低音ではなく中低域もやせていません。
粒立ちもよくすばらしい低域です。
箱の剛性も負けていません。

Kenbeさんとの共同チューニングは主にネットワークです。
ウーハーとツイーターとの繋がりのベスト位置を探しています。
木彫Ⅴ改との聞き比べです。

単独で試作2Wayを聴いて、もう十分、十二分の音なのですが、
中域の荒さをどう取り除くかがクオリティを決定する。らしいです…。
聞き比べると、確かにちょっとボーカルがキツい部分もあるかなあ。

時々、私に意見を求められたりしますが、冷や汗が出ます。
というのも、Kenbeさんの試聴意見と同意できるのが半々ぐらいなのです。
まあ、正直に申し上げましたけど…。

はっきりと変化が分かったのは、とある設定で逆相接続にした時です。
それまでは大山機とKenbe機を聞き間違えるってことはなかったのですが、
その時は両機の違いがすぐには聞き分けられませんでした。
ボーカルの雰囲気がそっくりなため、どちらが鳴っているか分かりませんでした。
付帯音の少ないこの部屋だからこそ分かる変化なのかもしれません。

私はこの時点で残念ながら辞去いたしました。
純粋に音楽を楽しむのなら、ヘタに自作で泥沼にはまっているより、
こういったプロのチューニングしたスピーカーを買った方が幸せになれるなあ。



帰り道に渋滞にはまりながら、いろいろ考えます。
いやいや、泥沼が楽しかったりするよなあ。
泥沼を脱出すると達成感があります。
その先がまた泥沼だったりもしますが…。





巨匠宅訪問3

kenbeさんの部屋


さて、訪問の中身です。
時系列がごちゃごちゃです。

階段の先の部屋へ通していただきました。
いよいよ、Kenbeさんのリスニングルームとご対面です。

意外にフツーです。
スピーカークラフターの巨匠っていうイメージの部屋ではなく、
オーディオにはあんまり興味がありませんよ、というような顔の部屋です。
もっと、こう、計測機器やユニットや工具類が散乱しているイメージだったのです。
すみません。

驚くほど整理整頓されていて、そっけないほどの部屋です。
注意して見ると、タダの部屋ではないことがジワジワ伝わってきます。
壁に反射板のような板があり、斜めに取り付けられています。
天井にも同じような板があり、元々の壁がほとんど見えません。

その板も見たことのない材です。
壁の下の方が桜だそうです。
桜の集成材なんて初めて見ました。
床も桜。
壁の上半分はやや白い材です。
何だろう?シナ?
斜めの板の壁との隙間にはフェルトがはさまっていたり、いなかったり。

さて、音出しです。
アキュフェーズのアンプに火が灯ります。

違う、違います。
今まで聴いたKenbeさんのスピーカーとは違って聴こえます。
包み込む低音の印象は同じですが、分解能が上がっています。
サブウーハーなしバージョンも驚異的な低域の伸びです。
サブウーハー入れると、地震の低周波みたいなフィーリングが追加され、ライブがリアルです。
マイルドな中高域の印象も以前と似てますが、情報量が圧倒的です。

どうやら、今まで聴いてきたKenbeサウンドは
この音のバランスが一部くずれたものだったようです。

「大山さんが来るから。」

Kenbeさんがサラッと言います。
え?大山さん…。
脳内で大山さんをサルベージすること7秒。
大山さんと言えば、あの大山さん。
「音工房Z」の大山美樹音さん?

長岡スワンか何かを何種類の木材で作り分けて音を測定した記事が面白かったなあ。
今は確か、スピーカーのプロフェッショナル…。

大山さん到着。
何と、新型試作機の調整に来られたとか。
プロの調整技術を目の前で見られるチャンスです。

ドキドキしてきました。






巨匠宅訪問2

DSCF8098.jpg

ウチのシステムがこんな風になりました。
イラストでは表現できないので、掟破りの写真です。
きれいに収まって、すっごくまともに見えてきました。
ラックって大事ですね。

で、肝心の音ですが。
全然違いが分かりません。

唯一の聴いて分かった違いは、逆相再生の音場がかなり違いました。
モヤモヤ度合いがやや減って、エネルギーが左に集まった感じです。
以前は右に偏っていたんですけど。

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