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余った側板

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ダイソー1800,もうやることないなあ。

で、実際の音はというと、
音場重視の置き方だと低音が弱い。
低音重視の置き方だと音場が弱い。

機体の裏側が開放されていますが、
片側だけには側板があります。
それがないと立たないからという消極的な理由からです。

実は側板は両方取り付ける材料はあります。
しかも既にサイズまで同じものが切り出してあります。
じゃあ、何で付けないのかと言えば、
立てばいいだけだったから。

ヒマに任せて、
その余った側板を付ける位置で音がどう変わるかを試してました。

側板の位置を端からバッフル中央まで少しずつ移動させて試聴しました。
結論から言うと、
バッフル中央よりに取り付けるほど、
床置き壁密着に近い音に変わります。
ユニット背面からの放射が限定されて、
低音が出る代わりに中音がもたついて、
なおかつ音場感が薄れます。

どの位置であれ、
帯域バランスは良くなるものの、
決め手に欠けます。
これがエスカレートすると
フツーのエンクロージャーに到達してしまいそうです。

そう言えば、
フロントはユニット正面に板を置いて、
バンドパスフィルターとか、
自分でぬかしていたな。

後ろもやったらどうかな。

側板を外して、
立てかけるようにユニット裏を塞ぎます。
側面は空いています。

音出しです。
「あまり変わらないな」
側板追加前と変わらない印象です。
ユニットとの密着度が足りないのかもしれません。

フロントは板の隙間とユニット振動板面積が同じになるように、
間隙を6mmにしています。

裏はユニットそのものがあるので、
マグネットにくっつけるように板を置いても30mmまでしか間を詰められません。

ギリギリまで距離を縮めて養生テープで固定しました。

音出しです。
中高音が抑制されるせいか、
ボーカルから下がふっくらしたような印象です。
スピーカーとしてすごくフツーぽいかも。

正面音圧は試聴で分かるぐらい落ちてます。
やはり後面開放は音圧が高い。
入力レベルを上げると、その分低音風味が増します。
いいんでないかい。

こっから先は勢いです。
ちゃんと検証もせずに
ユニット裏に接着剤を塗って、
板を貼り付け!

背面は片側に側板や端子固定板等があり、
すごく複雑な経路で音が開放されるようにやりました。
しかも、板は上が広いテーパー形状。
何か、カッコいいぞ。
まるで最初からこう設計したみたい。
オフ会ではそう強弁しよう。

でももうユニットは外せない。
上下反転も不可能。
何やらイケナイ一線を超えたような気もします。
ま、ダイソーだからいっか。

曲選び

20221010082755614.jpeg




左chの中域が何やら荒れているます。
目視でユニットの動きを見ても何が原因かは分からないな。
背面から耳を当てて確認します。
上のユニットかな。

アレをやってみよう。
ユニットの上下反転。

治った。
ユニットの向きが原因とは思えませんが、
上下反転したら治りました。

まあ、フレームが原因じゃないかな。
金属製フレームなのですが、
やけに柔らかい鉄なのです。
取り付けネジを締めすぎて、
ボビンが擦っていたのかも。

今も、いろいろ置き方を変えて音がどうなるか試しています。

低音の出と音場感が排他的になってます。
机上だと中低音がスカスカしているし、
床に置いて壁際に置くと低音は出るけど、
音場感の劣化とボーカルの混濁がある。

床に置いて壁から30cmぐらい離すのが、
バランスいいかな。
低音は出ないけど。
でも、これで低音が出ればかなり満足度は高くなります。

まさかの3Way化か!

いやいや、待て待て。
ダイソースピーカーで3Wayなんて
刺身コンニャクで握り寿司をするようなものだ。

でもなあ、ケルトン型ウーハーを追加したら
不足分はドンピシャで補完できて
コイルも要らないんだけどな。

そんなことを考えながら、
オフ会で流す曲を選択中です。
低音が出ないのがバレない選曲にしないと。
ヴァイオリンとかギターのソロみたいな…

ワルツフォーデビィの食器カチャカチャ音は
妙にリアルで良かったですが、
それ以外で良かったのが「大井川鉄道」のSL。
セッティングさえ決まれば、
スピーカー後方に広い音場ができるので、
遠くから近づいて来る感じがよろしい。
うるさい音源なので、
低音不足が分かり辛いだろう(たぶん)



抵抗かます

20221009060031afb.jpeg



マランツQK002514AR
このツイーターをどうしよう。
ダイソー300円ユニットと比較して
明らかに能率が高いようです。

スピーカーの置き方で中低音の厚みが全く違うので、
どのセッティングに合わせるか、
という問題に直面してます。

机上設置して鳴らすとスカスカした印象の音なので、
この場合はアッテネーター必須。
床上壁際に設置を変更して、
ある程度離れて聴くと、
このままでいいバランスです。
同じように床上壁際でもニアフィールドだと
高音がキツい。

とりあえず、
手持ちの抵抗で固定アッテネーターをかまそうと計算しますが、
どうもピッタリくる抵抗値を持っていません。
そりゃそうだ。
7Ωのツイーターなんて初めて使います。

ちょっと話がそれますが、
コンデンサーも含めて
素子の接続はワニ口クリップで行っています。
挟む場所さえ変えれば、
抵抗あり、なしが簡単に変えられます。

2.8Ωの抵抗を直列に入れてみました。
ちゃんとしたアッテネーターなら、
もう一つパラレル接続しないといけませんが、
面倒なので、まずはこの状態でお試しです。

音出しです。
劇的に変わるものでもないけど、
バランスはこちらの方がいい。
面白味もないけど。
机上からのニアフィールドでは、まだ高音がキツいかな。

抵抗と合わせて10Ωのインピーダンスということは
4.0μFで4,000Hzのクロスオーバー。
ちょっと低すぎる気もします。
大入力時に壊れないかな?
あ、そもそも大入力しないか。

ま、いっか。


ダイソー1800初音出し

20221008054540cd8.jpeg




できた。
あっという間にできた。

テスターで接続を確認しました。
何とシリパラ間違え。
二つのユニットでサーキットを作っていました。
これは自分でも驚いた。
「認めたくないものだな…」

修正して音出しです。

あ、ちゃんと鳴る。
意外に鳴る。

かなりハイ上がりです。
オーディオレベルの低音はダメだな。
ベースラインは聴こえるけど、倍音っぽい。
F特をとる気にもなりません。

ユニットサイズは実測で40mm。
当然軽い音です。
電話機みたいな雰囲気もあり、
中域にピークがありそうです。

ボーカルは明瞭ですが、
やっぱりクセが感じられます。
ダイソーユニットはパラボリック型の振動板なので、
2〜5kHz付近にピークが来ているのかもしれません。
クセはあるけど混濁はなく、
ボーカルに限ればこれはこれで悪くない。

ツイーターには4.0μFをかませたけど、
もう少し小さい値の方が良さそうです。

ツイーターの有無で比較すると、
中域の明瞭さに歴然とした差があり、
やはりあった方がいいです。

音場感はツイーターなしの方が、
音離れがよく、
後方に広く音場ができて好みです。
ツイーターありだとフツーな音場です。

一般的にはツイーターを付けた方が音場感が良くなるものだと思っていましたが、
やってみないと分からないものです。
やはりクロスが低いかな。

ワルツフォーデビィの食器カチャカチャ音は妙にリアルで良いのですが、
高域楽器の分離は今一つです。

後面開放なので、
置き方での違いも試しました。

予想通りですが、
床置きでは中低音が厚くなって
バランスよく聴こえます。

側板が片方だけの関係で、
左右の振り幅角度を変えると
後方空間に差が出るせいか、
音もかなりの違いが出ます。

問題は
大音量が出ないくせに、
ニアフィールドだとツイーターがキツいところです。

でも中野ゼロだと、
このぐらいツイーターが強力な方がいいのかもしれません。
いや、音量が出ないのだからそうとも言えないか?
それ以前にマジメに聴いてくださいと言える機体ではないような…

ツイーターの扱いが本当に悩ましい。
視聴ではクロスを上げてアッテネーターを入れればいいように思いますが、
こんなのにお金をかけていいのだろうか?
人としての道を踏み外していないだろうか?

ううむ、どうしよう。



こんな形

20221007042318448.jpeg




設計に取りかかりましょう。
今回、両chでのユニット数は
ダイソー300円ユニット×8個
マランツQK002514AR ×2個
シリパラ接続でもしてみるか。

よし、
4つのユニット全てに独立したホーンを取り付けて…

紙に描いているだけなのに速攻挫折。
複雑すぎてムリ。

どうやって低音を稼ぎなら能率を上げられるかが、設計のポイント。
能率ならやっぱりホーンかなと堂々巡り。

結局、
4つのユニットは何の芸もなく、
縦一列に並べました。
中央2ユニットをウーハーに見立てて、
低音専用。
両端は中高音用。
そして背面開放にすることで、
中域の音圧を稼ぐという設計になりました。
正面にはツイーターを付けます。

ダイソーユニットには電気操作は行わず、
バンドパスフィルターとして、
ユニット正面に板を置きます。
その周囲を開放することで擬似的なホーンとして作動させたい。

正面板はアールを描いて両端のユニット正面にも被っていて、
音を上下左右に拡散しています。
そして不足する高域をマランツツイーターで補います。

後面開放で低音に悪影響がありますが、
正面の板で反射するので、
うまく位相が変わってくれないかな、
という淡い期待も持っております。

帯域バランスは、
やってみないと想像もつきません。
だいたい、ユニットの能率さえ分かりませんから。
ツイーターにアッテネーターが必要かも聴いてみないと。

まあ、エラそうに書いてますが、
前作「バスレフバックロード」の余り材だけで作ろうとすると、
箱にならなかったというのが
本当だったりします。


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