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コンデンサー交換

クロス56K


GAN-9改のシンバルが耳につくので、クロスポイントの変更です。
まあ、実は以前から高域がキツイなとは思っていたので、
ようやく重い腰を上げた格好です。
オフ会の会場がライブで今のウチと同じなので、
家の環境に合わせることにしました。

手元にあったテキトーなコンデンサーと交換してみました。
1.0μFから0.47μFに変更です。
クロスポイントは26K Hzから56K Hzになりました。5.6Kじゃありませんよ。
何でこんな変な容量のコンデンサーが家にあったのかしら?

ツィーターだけで鳴らしてみると、ほとんどなんにも聞こえません。
意味があるのかないのかやや疑問なぐらいです。

本体もつなげて音出しです。
シンバルはいい感じです。
中音域の音象定位が小さくまとまった感じもします。
これなら左右の設置間隔が狭くてもよさそうです。

スピーカー再生技術研究会のオフ会はこれぐらいで許してもらえるかなあ。




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吸音材を入れてみる

フェルトをつっこむ



昨年、ステレオ誌の時は時間がなくて、吸音材のあるなしを検討していなかったのですが、
今回、試してみることにしました。

GAN-9改はモノコック構造なので裏板がありません。
ユニットを外せば内部にアクセスできるのですが、
化粧板とユニットとワッシャーが共締めで、復元する自信がありません。
しかもシリコンゴムとリング状のバッフルとの接合部分は、
強度的に一番弱い所なので負荷をかけたくありません。

バスレフダクトから入れる作戦をとりました。
ダメだったときに引き抜けるように吸音材を細長く切って、ヒモを結んでおきます。

お尻から入れていきます。


音出しです。
単体では変わった感じがしません。

P650標準箱を比較すると、ボーカルがややすっきりした感じもします。
P650標準箱は男性ボーカルの下の方にややもやっとしたエコー成分を感じますが、
GAN-9改ではそれがありません。
これが定在波ってヤツかなあ。よく分かりません。

良くなった気がするのでヒモを切って終了です。



GAN-9ツイーターその後

眼球ネットワーク

GAN-9に追加したツイーターのクロスを替えてみました。

①は約6Kのクロスに-6dBの固定アッテネーターをつけた状態です。
もともとのレベル差が5dBに加えてメインSPは8Ωツイーターは6Ωなので、
やっぱりツイーターが強すぎです。

古舘@横浜さんからのアドバイスで、思い切って高いクロスポイントに替えてみました。
②の状態でコンデンサーは1μFで26KHzです。

ツイーター単独でなら鳴っているのが分かりますが、
メインSPとつなぐと効いているのか分からない状態です。
でもまあちょっとは効いているような…。

再びツイーターなしで聴いてみると、ボーカルはこっちの方が濁りがなく良い感じです。

通の技、逆相接続してみました。③
ううむ、よく分かりません。
ツイーターのレベルが低いから分からないのか、効果がないから分からないのか、
それとも耳が悪いからなのか?
それすら分かりません。

でも、ボーカルの濁りがやや少ないかなあ。
プラシーボ満点ですが、通にあこがれているのでこれで確定としました。


K-5963 容積変更

K-5963.jpg


ユニット交換したK-5963ですが低音が薄いです。
P650としてはかなり出ていると思うのですが、もうちょっと欲しいところです。
3Dスパイラルホーンはホーン長や開口面積での調整はできないので内容積で調整する作戦にしました。

ホーンも含めた内容積で5,4リットルもあるので、
ホーン体積やもろもろを引くと実効3.5リットルですね。
ステレオ誌にはバスレフなら3リットルまでと書いてあったので、
1リットルぐらい内容積を減らしてホーン共振周波数を上げましょう。
この時点で3Dスパラルホーンを単なるバスレフダクトと同じように考えている自分がいます。
いいのかな?

ゴルフボールで体積調整、という話は聞いたことがありますが手元にないので、
木片を詰めてみることにしました。
ユニットを痛めるといけないのであまり小さいのは選ばないようにして、
寄せ集めた木片の体積を計算すると、片チャンネル当たり570cm3。

裏板を外して入れますが補強材のせいですっごく入れづらいです。
入れ方はランダムに詰め込む、つまりテキトーです。
どうにか570cm3の木片を入れました。
これで実効体積3リットルに減らすことができました。

さて、つないで音を確認します。
スイープ音で低音レベルを聴きますが、fゼロcに変化はないようです。
十分な音圧になるのが僅かに早いかな?
音楽ではスネアドラムやウッドベースの鳴りがよくなった、かな?
スイープ音を合わせて考えると90~150Hzあたりがやや改善した感じがします。

他のソースもいろいろ聴きます。あ、節電のためアンプはAB級ですよ。
ステレオ誌のチェックCDの流水音の金属臭さが消えています。
ストリングスのクセも少し減って、ボーカルのサ行も聴きやすくなりました。

体積変化で中高音って変わるのかなあ。
ランダムに木片を入れたので定在波がなくなったのでしょうか?
だとするとあのクセが定在波の音だったのかな?

でも、ボーカルの余韻にはやっぱりまだホーン臭がします。
周波数帯での音圧変化も多いようで揺れる感じもするので中音にディップがいくつもあるのかもしれません。
中音の分解能は相変わらす高いのですが、やっぱり好みではありません。
でも広いリスニングルームなら中高音のキツさがいい方向に向きそうな気もします。
先日、ツイーターを追加した同じユニットを使うGAN-9の方がマイルドでしっとりして好みですが。

ついでにスパイラルホーンへの吸音材の入れ方をいろいろ変えてみました。
変化は分かるのですが、いいのか悪いのかが分かりません。
まだまだ改良の余地はありそうですね。

結論としては、「内容積を変更したら中高音が良くなった」っていう変なことになりました。
ちょっとは前進したのかなあ。




反射コーンを作る

反射コーンを作る

GAN-9ツイーターに反射コーンをつけることにしました。
材料はいろいろ悩んでボール紙です。

これが大変でした。
ボール紙を丸めるのが上手にできないし、接着剤を塗ると変形し始めるし、乾く時に更に変形。
接着剤を使う度に机にがんじがらめに固定しながら作りました。
木でリングを作ってそれに貼り付けるようにやれば良かったとやや後悔です。

水性スプレー塗料で仕上げます。

指ではじくと乾いた共振音がするので、ブチルゴムとフェルトで鳴きを止めます。
さあ、出来たっ!

newnewGAN-9.jpg

本体への取り付けは乗せるだけなので超お手軽です。

音は一聴して分かる変化はないようですが、聴き疲れがかなり低減した感じがします。
何かが良くはなっています。
問題のボーカルの荒れはやや軽減した気がしますが、バックコーラスが入るとまだ汚い感じです。
このCDだけなんだけどなあ。録音が固いのかな?
でも有名スピーカーグループでコンテスト試聴CDに使われていたのだから録音はいいと思うのですが…。

でもまあ、音場感も損なっていないし、悪くない気がします。
ちょっと、荒っぽいツイーターなのかもしれません。
1個1300円だからしかたがないですね。
ツイーターを足すと、もっと爽やかな感じになるかとイメージしてましたが、やや違う雰囲気に仕上がりました。

しばらく鳴らし込んでみます。
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