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向井アンプのLED

BJ.jpg



さて、ゆるふわ会は大盛況のうちに無事終了いたしました。

アンプが多数出撃する会となり、いろいろ聴き比べると、
私のだけ、何か違くないかい?

皆さん優しいので「音がひでーな」とかはおっしゃいません。
「案外ちゃんとした音してるじゃん!」
と褒められていました(泣)

如実に不評だったのが、あれほど苦労したLEDインジケーター。
ハッキリ言ってチョー眩しい。
私も眩しいなとは思っていたんですよ。

デモ中にマスキングテープを三重に貼られてしまう始末です。
三重に貼るとちょうどいいなというのは脇に置いて、
やっぱり何とかするか。

マジックで塗るか、抵抗を増やすか、
少し悩んで抵抗作戦実行です。

インジケーターは3つ。
LEDは3.1V、20mA
抵抗は現状1.5kΩ
電位差は24Vです。

適正値は四則演算すると出るらしいのですが、メンドーなので誰か出して!

とりあえず抵抗を倍の3kΩにしましょう。
単純に直列に足します。

電源とパワーアンプは比較的楽でしたが、
プリアンプは基盤外さないと出来そうにありません。
それ、やりたくない。
基盤の付け外しで、ボリューム基盤に応力がかかると、
また、ハムやら片Chやら音漏れやら…

プリアンプだけは途中配線を切断して電気的にはシリーズになるようにしました。

さて、緊張の音出し。
ちゃんと出た。
ハムもない。
ホッとしました。

たまたまセットしていた音源は、
リマスターだとか何とか言って、すごく硬いミキシングで再CD化されたものでした。
この音造り嫌いです。

それが向井アンプだといい具合にまろやか。
しかし、低音過多アンプなのを改めて確認できました。
バックロードとはホントに合わないな。

え、LED?
点いてます。
やっぱり眩しいぞ。
でも「チョー眩しい」状態が
「すごく眩しい」ぐらいには落ち着いた気がします。

もう、これでカンベンして!

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完成か?

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基盤の問題点を探りましょう。
まず、配線類を基盤から全て外しました。
目視ではショート箇所が分かりません。
右chは安定しており問題はないので、
左chのターミナルブロックのハンダを付け直す作戦で行きます。

ついに「はんだシュッ太郎」の出番かっ!
こいつはIGTさんオススメのハンダ吸い取り器です。
セオリー通りにするなら、一度ハンダを吸い取ってから、新たにハンダ付けだよね。

少し考えて、やっぱり面倒なのでやめました。
フラックスを塗って、ハンダコテで付け直しする作戦に変更。
左ch のイン、アウト両方のターミナルブロックのハンダが少し少なくなるようにしました。

そして配線の取り回しをスムーズになるように調整して再接続。
一部、接続が乱れていたのを発見!
でもこれは右chだったので関係なしです。
直しました。
ケースに基盤を固定して、まずはむき出しで音出ししてみます。

配線の押さえ具合で状況が変わります。
何だよそれ…
2つのケースをまたぐ配線を押さえつけるとOK。ハム音もしません。
手を離すとダメ。
ケース固定状態の配線は押さえつけた状態と同じなので、そのまま固定。

音出ししながらケースを閉じたので、
OK状態を維持できてます。
これで解決したって言っていいのかな?
音出し中に壊れても左chが出なくなるだけなので、リスクは少ないと判断します。
よし、これで完成!





って思っていたんですよっ!
翌朝、またもや振り出しの状況。
早速開腹。

やはり、配線の張力で状況が無段階に変わります。
いろいろ試してみると、
ハムの変化が一番大きい配線はRCA入力配線でした。
つまり、ボリュームに至る配線ってこと。
一周回ってボリュームにまたたどり着きました。
その配線をボリューム基盤と水平方向に固定すると、大丈夫なことが分かりました。
ちょうど底面に固定できる穴があるのでそこにタイラップで固定しました。

固定した後は、他の配線位置による変化は起きません。
ボリュームのスライド抵抗がヤワなのが原因で、しかも仕様のようです。

緊張感もなく、そのまま視聴に入ります。

ムチャクチャ低音が出ます。
弾むようなベースラインがハッキリ出ます。
でもアタック音等の立ち上がりは弱い気もします。

高音は出ない。
パワー単独よりさらに出ない感じです。
プリとパワーで「高音出ないコンビ」だった説が濃厚です。
もちろん聞こえない訳じゃないけど、
すごく抑えられてます。
シンバルなんかは平気だけどトライアングルだとかなり弱い。
某社のsolなんかと組むとバランス良さそうにも感じます。
中高音のピアノやキーボードの奥行き感も粒だちも良い。
ボーカルは艶っぽい。
中音域は音場感も含めてかなりいいようです。
少ない記憶を探ると昔のサンスイの音っぽい。

高域の繊細感は特に乏しい。
情報量が足りないんじゃないかな。
勝手なイメージだと、微細な高周波を捨ててS/N比を稼いでいる感じ。
ドラムのブラシのリアルさがあまり出ません。
ツイーターを強くしてもダメっぽい感じです。
多分、F特を測定してもこういうのは見えてこないだろうな。
スーパーツイーター追加は効果ありそうです。
オーディオってこうやってトータルバランスを考えるものだったのだな。

あれこれ言ってますが、
総じて、変なクセや粗さはなく悪くはありません。
しかしながら大味なのが好みではありません。
でも音の重心が低く、ゆったり音楽を聴くにはいいかな。

デザインも手前味噌ですが気に入ってます。
やたら全体がデカいとか、LEDが眩しいとか、コネクタの取り付けが甘いだとかは気にしない。
ベースの板はオニクルミをイボタロウで磨いています。
ケースは3Dプリンタで作ったプラスチック。
原材料の違いでビミョーに色が違うパーツがあるのはご愛嬌。
スピーカー制作では見かけない組み合わせですが、木とプラスチックの相性が悪くないことを初めて知りました。

ボリュームダイヤルもレバースイッチも好きな形を選んだのでお気に入りです。

半年もやっていた
「向井パワーアンプ」「向井プリアンプ」
それと「電源部」やっと終着点に辿り着けました。
3つセットでプリメインアンプ完成です。

この半年、モノ作りの楽しさを再確認できました。
道具代も含めて、普及型プリメインアンプが楽勝で買える金額を費やしています。
その過程で、アンプ制作スキルはスピーカーと全く違うってことも体験できました。

今回もパーツ集めから、細かなノウハウが必要で、とても一人ではできませんでした。
改めて、アドバイスをくださったIGTさん、向井さん、ありがとうございました。
アンプ班の頑張りにも励まされました。

これで、翌朝またリセットだと立ち直れないかも。


プリアンプ、ボリューム交換

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破損したボリューム交換に着手です。
最終局面なので、焦らず一つずつ配線を移しました。
最後にスライド抵抗に応力がかからないように、
配線をまとめてケースを閉じます。

緊張の音出し。
交換前と同じです。
左chはハム音と共にわずかな出力があり、
ボリュームとは連動せす、ごく小さな音量が出っ放しです。

プリ基盤側の配線も間違ってはいません。
ということはボリュームが犯人ではない?
ああ、捨てちゃったよ。

パワーアンプ側の確認も必要になりました。ケースを開いてみますが、これまた目視では問題なし。
試しに別プリアンプをつないでパワーアンプの動作を確認しましたが、問題なし。

まさか、プリ基盤に問題?
基盤のチェックってどうやったらできるんだろ。
とりあえず外して基盤にショート箇所がないか診てみるか。
怪しいのはターミナルブロック周辺だな。
トホホ。

プリアンプ忘備録

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IGTさんからボリュームについての情報をいただきました。
実は壊してしまったボリュームもIGTさんからのいただきものだったのです。

メーカー Linkman
型番 R1610G-QB1-A203
仕様 軸径φ6mm、
   2連可変抵抗器(2連ボリューム)
   A特性 20kΩ
販売 マルツオンライン
価格 159円

壊れやすいのが欠点だけど、音質は折り紙付きらしいです。
とりあえず4個注文しました。

送料とか代引き手数料は分かるけど、
決済手数料というのが330円がかかります。
なかなか世知辛いな。

注文したら中二日で届いた。
びっくりの早さです。

簡単な接続図を忘備録として載せておきます。
右と左がゴチャゴチャになるとまずいなと思い、そこだけはしっかり確認しながら配線作業を進めました。
ですが、ボリューム配線は見事に逆でした。
反省。
図では雑に直しました。

ボリューム交換はこれからです。
待ってろよ!

できたと思ったら大間違い

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向井プリアンプできた。
やっとできた。
これでオフ会に間に合います。
パワーアンプと接続して、
音出ししましょう。

ああ、緊張する。
パワーアンプの出力セレクタレバーを入れるといきなり爆音。

ボリュームを大きくすると音が小さくなります。
え?

うん、間違えたな。
ボリューム配線はあれだけ注意もされたし、
配線図までいただいたのに、
見事に反転した配線をしてます。

音は出るので
ノブの回し方向が逆だけどそのうち慣れるからいいか?

いやいや、ここは慣れちゃダメだろ。
絶対誰かが爆音で音出しすること間違いなしです。

直すか…

どうやったら効率いいかな?
………
考えるのやめた。
目の前のを一つずつやっていこう。
ボリュームは3ピンあるので、
左右の配線を入れ替えるだけでOKなはずです。

できたので音出しです。
今度はダイヤルの向きは大丈夫です。
ところが左chが出ない。
RCA端子を抜き差ししても変わりません。
内部の問題だな。

ああ〜、また開けます。
ちょっと待て!
メシ食ってからにしよう。

またまたケースを開けて、
凝視しますが、外れているところはありません。
ネジも緩んでいません。
うわっ、やっかいなことになったな。

(中略)

基盤配線を全部外したり、
被覆の幅を変えたり、
配線経路を変えたり、
LED配線をやり直してみたり、
すげー、試行錯誤した。
その都度付けたり外したり…

爆音が出たり、
ハムが出たり、
左chが無音だったり、
ちゃんと鳴ったり…
安定しねー!
そんな中でも右chだけは問題なしです。

結論としては
ボリュームの破損と思われます。
端子基盤に無理な力が加わってスライド部分がおかしくなったと推察。

2連ボリューム、買わないといけないな。
同じタイプにしないと、ケースの穴に合わない。
ええと、Aカーブでいいんだっけ?
耐アンペアとかいくつあればいいんだろう?

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