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黒いユニット

202303010712127ac.jpeg




IGTさん宅にお邪魔いたしまして、
ご自宅のシステムを聴かせていただきました。

つい先日、お披露目の「エアサスペンション付きショートBH」が鎮座。
その時はFE103Enが装着されていましたが、
目の前にあるのは見慣れない全身黒いユニット。

FaitaPRO 4FE35-8

カッコいいルックスにグッときました。
深いプレスのフレームは黒。
見た目からしてかなりの高剛性。
これでいいんだよ!
無駄に豪華な限定版ばかり出すメーカーは爪の垢を煎じて飲んで欲しいものです。

これまた黒い不思議な素材のエッジ。
布でもゴムでもウレタンでもない。
何だろコレ。

そして織り目が見える浅いカーブの黒い振動板。
この材質も見た目では分かりません。
カーボンでもゲブラーでもなさそうです。
まさか布?
センターキャップは今時としてはかなり小さ目です。

これが、いい感じで鳴ります。
荒れたところがなく、
情緒的に音楽を聴かせてくれます。
女性ボーカルはしっとり艶やか。
それでいて、楽器の粒立ちがいい。
音楽に没頭できるタイプで
ハッキリ言ってFE103Enより好みです。

IGTさんのショートBHとの組み合わせは
大きな欠点が見当たりません。
低域もバランス良くワイドレンジで鳴っています。

しかも3,000円以下と安いらしく、
俄然、興味を持ちました。
中程度のバスレフ箱に入れれば、
誰でも高品質なシステムができそうな素性の良さを感じました。

繊細なプリメインアンプとの組み合わせも実にいい。


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ユニット雑感


DCU-F102Wgazou.jpg

赤パークミニことDCU-F102Wについてです。
私の超主観に基づいていますので、あまり信用なさいませんように…。

1ヶ月近く鳴らしておりますが、エージングのエの字も感じられません。
エージングって低音が出てくるだとか、高音がまろやかになるだとか、
そういうもんだと思っていますが、
コレは頑固一徹、変化が見られません。

布エッジだからまだまだエージングが出る段階ではないのか?
それともエージングそのものが都市伝説なのかは分かりませんが、
低音も変化がないし、耳にキツイ部分もそのままです。

しっとり聴かせるDCU-F101Wとは違って聴こえます。
ピアノやギターは余韻もふくめてすごくきれいに聞こえますが、
ボーカルがちょっと疲れます。

語弊があるといけないのですが、音質そのものは穏やかな傾向ですが、
粒立ちがいいのとレベルが高いことの相乗効果でしょう。
十分な低音レベルがあればマスクされてバランスがよくなりそうなのですが、
今の箱では全然実力を生かしきれていないもようです。

あと、パワーを入れるほどバランスはよくなる傾向のようです。

ウチの環境が超ライブなのも原因の一つかもしれません。
何と言っても床がタイルだし、壁と天井はムク板で覆われているので高域がキンキンします。
低音がゆるいのも家のせいにしたいところですが、
これは箱作の技術のせいっぽいです。

外観のアクセントになっている赤帯はウレタン製でしょうか。
意外に柔らかい材です。
色は正確にいうと赤ではなくマゼンタっぽいです。
残念なことに新品状態でも角がこすれたような跡があって美しいって感じではありませんでした。
遠目にはもちろん分かりません。

フレームはアルミ合金のダイキャスト。
なぜかダイキャストって響きはワクワクするものがあります。
梨地の表面も美しいです。
気のせいかフレームの外周が真円でないような気がします。
微妙に丸でないよう…。
指ではじくとやや響きありです。
マニアさんは手のかけがいがありそうです。

エッジは前述の通りParcオーディオ初の布エッジです。
これがすごくパンパンな張りでウッドの振動板を支えていて、いかにも反応がよさそうです。
実際いいです。

寸胴のユニット後ろ側はバッフルに猛烈に入れづらかったです。
取り付け穴サイズの微妙な誤差で端子が引っかかってしまいました。

私は今のところはユニットの実力を発揮しきれていないのですが、中高音の美しさはうっとりします。
いろいろ言ってすみませんが、お買い得だったように思います。




ツイーターいただきました

ツイーター2種



人の好意に甘えてばかりの私ですが、
実は他にもまだ甘えまくっておりました。

hot-jazzさん、またの名を通称Rさんからツイーターをいただいていたのでした。

おおきいのはビクターの銘記SX-3のソフトドームツイーター。
もう一つはサンスイのSP-1001のものです。

どちらも直接は聴いたことなのないスピーカーのユニットです。
ビクターはとにかく大きさに驚きます。
K-N1で使っている13cmアルミウーハーより大きいのです。
もちろん大きいのはフレームだけで振動板はちゃんと小さかったです。

この巨大なフレームが見た目金属で中身はプラスチックでした。
ずいぶん高品質なプラスチックに見えます。
パンチングメタルのグリルがなつかしいですね。

もう一つのサンスイは地味な外観です。
金属フレームでリード線がフレーム表面から出るなつかしいタイプです。
こちらも作りが丁寧で非常に高品質なユニットに見えます。

どちらもユニットの裏にインピーダンスや許容ワット数も書いてあって安心です。

K-N1に合わせるのは今のところビクターでいこうと考えています。
でもその前にノッチフィルター回路です。
回路がうまくいったら高いクロスでサンスイもいいなあ。

やることが山積みです。
急がないとステレオ誌のコンテストがまた始まってしまいます。
今年も3セット注文してしまった…。


新型FF試聴

ff85wk.jpg


地震の前日に秋葉原のコイズミ無線にいました。
コンデンサーを買ったついでに、
フォステクスの新ユニット FF85WKを視聴させてもらいました。

小さなバスレフとは思えないワイドレンジです。
低音の量感がしっかりあって不足感がありません。
ウッドベースの前後距離感もリアルで8cmユニットとは思えないワイドレンジです。
定位は普通かなあ。
スピーカーってこれで十分かも…。

よくよく聴いているとピアノの中高音がやや荒い感じです。潤いがないというか…。
高音もやっぱり荒いフィーリングです。
しかも、低音での音場感の良さに引き替え高音域の音場はかなりイマイチで、
スピーカーが鳴っているとしか認識できません。

カラッとして元気がいいというよりは暗くて荒いっていう印象です。
ピークがあって更に超高域が出ていないのかな?
周波数特性図では超高域どころか可試聴域をはるかに越える超音波まで再生できるようです。
あれれ?
まあ、ピークは10Kに少しあるようですが…。

フレームは木ねじで固定されているようでしたが、フレームがややゆがんでいるようにも見えます。
ヤワっぽいです。あ、あくまで見た目ね。

でもこの小ささでこのレンジの広さととバランスの良さでフツーの人ならこれで満足できるでしょう。
ただ、高音域が荒く感じられるユニットってどうやって使いこなせばいいんだろう。
低音を更に出すように工夫した上でスーパーツイーターを足せばいいのかなあ。


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