ミューズの方舟 その4

序盤戦最後はミューズの方舟の前田会長「ウイング・ロード」です。
細長いフロア型です。
内部構造が秘密なのですが、仕切り板は12mmの自然に曲がったベニアを使っているとのことです。
ユニット取り付けが独特で、ユニットとバッフル面の間にアクリル板をはさんでいます。
取り付けネジにプリット「ひっつき虫」を貼りその上から銅カバーをしています。
効果は絶大とのこと。
ホーンの出口には薄手のフェルトが敷かれています。
大編成ではスケール感はあります。でも腰が高いと言うのか軽い感じです。
シンバルがきれいにでて中高音の情報量が多いです。
設置位置の問題なのか重低音は苦しいですが、低音分離は良好です。
高音のクセがいい方に効いて金属楽器がうまく鳴り、粒立ちも良好です。
爽やかにバランスのいい機体でした。
イラストの断面図は勝手な想像ですので実際はよく分かりません。
ひょっとしたら複雑な内部構造があるかも…。
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