新型FF試聴

地震の前日に秋葉原のコイズミ無線にいました。
コンデンサーを買ったついでに、
フォステクスの新ユニット FF85WKを視聴させてもらいました。
小さなバスレフとは思えないワイドレンジです。
低音の量感がしっかりあって不足感がありません。
ウッドベースの前後距離感もリアルで8cmユニットとは思えないワイドレンジです。
定位は普通かなあ。
スピーカーってこれで十分かも…。
よくよく聴いているとピアノの中高音がやや荒い感じです。潤いがないというか…。
高音もやっぱり荒いフィーリングです。
しかも、低音での音場感の良さに引き替え高音域の音場はかなりイマイチで、
スピーカーが鳴っているとしか認識できません。
カラッとして元気がいいというよりは暗くて荒いっていう印象です。
ピークがあって更に超高域が出ていないのかな?
周波数特性図では超高域どころか可試聴域をはるかに越える超音波まで再生できるようです。
あれれ?
まあ、ピークは10Kに少しあるようですが…。
フレームは木ねじで固定されているようでしたが、フレームがややゆがんでいるようにも見えます。
ヤワっぽいです。あ、あくまで見た目ね。
でもこの小ささでこのレンジの広さととバランスの良さでフツーの人ならこれで満足できるでしょう。
ただ、高音域が荒く感じられるユニットってどうやって使いこなせばいいんだろう。
低音を更に出すように工夫した上でスーパーツイーターを足せばいいのかなあ。
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