PARCサウンド鑑賞会その9

実力派ぞろいの第4部、トップはMotymo(モティモ)さん。
昨年度フォステクススピーカーコンテスト優秀賞作品Primulaの登場です。
紫がかった美しい青です。
上に乗っているのはパイン材のネットワークボックスです。
全体の角には小さなアールが丁寧に付けられています。
音はソフトな雰囲気です。
とにかく穏やかです。
高域が伸びていないかと言えばそんなことはなく、しっかり上まで伸びています。
音色がPPコーンウーハーとうまく合って全体の雰囲気の統一がとれています。
低音のレンジは伸びていますが、量感重視でやっぱりソフトな印象です。
こんなに柔らかい音だったかなあ。
フォステクスのコンテストからは吸音材を変えたとのことですが、
吸音材だけでこんなに変わるものなのでしょうか。
もっと腰高のイメージでしたが、今回は落ち着いた音色です。
トランジェントも穏やかなので刺激的なところがありません。
ゆったり音楽を聴くにはいいですね。
ちなみに前回聴いたときの印象をまとめた文です。
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2010-11-27 :
さて、本番です。
最初は優秀賞、○○さんの「Primula」。
プリムラって何だろうと思ったら、花の名前ですね。
その花色の青の塗装が美しい小型ブックシェルフです。
女性ボーカルが艶やかで明るく爽やかな音です。
小型なので音の重心がやや上の方ですが、低音もそれなりに伸びています。
低音は量感重視で輪郭がやや甘い感じです。
トータルバランスが見事です。
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