ヘッドフォン

自分はヘッドフォンは持っていないのですが、
貸してくれるというのでパートナーのヘッドフォンを聴いてみました。
ヘッドフォン端子はCDデッキとアンプに一つずつあります。
ひまつぶしに端子での音の違いの聴き比べです。
「ヘッドフォンアンプの違いなんて分からないだろうなあ。」
そう思っていましたが、結果としては音が大違いでした。
レンジの広さ、音の厚み、奥行き感、分解能すべてアンプ側端子の圧勝でした。
さすがアンプと言うべきか、古いアンプだからヘッドフォンにも力を入れたと言うべきか…。
CDデッキの方はどうも音が薄っぺらで低音がぼやけた感じです。
CDデッキはヘッドフォン用のボリュームつまみがあったり、端子が金メッキだったり、気合いが入っているように見えたのに肩すかしです。
しかも、ボリューム最大でもややレベルが低くて物足りません。
プリメインアンプの方はA級とAB級と切り替えられるのですが、ヘッドフォンでは違いは全く分かりませんでした。
オペレーションスイッチって関係ないのかな?
アンプの端子で聴く音楽はなかなかいいものがあります。
ただし内部接触が悪いので、端子を押さえていないとダメなので長時間はムリです。
ヘッドフォンを外して自作スピーカーK-N1と比べてみます。
ヘッドフォンに敵う訳がないと思っていましたが、
聴覚でレベルを合わせて聴くと、意外なことに低音だけは下へのレンジや締まりや分解等、良い勝負でした。
まあ、それ以外はボロ負けなのでトータルではヘッドフォンの楽勝でしたけどね。
意外なやりかたでK-N1の低音の素性の良さは確認できました。
やっぱり問題は高音なのですが、中音域も要改善なのに気づかされました。
7KHzのピークに中音までマスクされているような感じで薄いですね。
前途は長いです。
いろんな調整にあと1年ぐらいかかりそうな気がします。
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