P800にノッチフィルタ

マイブームはノッチフィルタ。
ピークがあるなら電気的に取り除いてしまいましょう。
というか、機械的な方法での中音ピーク除去が分かりません。
P800は2KHzに大きなピークがあります。
K-5963に組んだ状態では1Kから3Kまでの大きな山になりました。
パラレルにコイルとコンデンサーを入れてこの山を取ります。
手持ちのコイルに0.8mHがあるのでこれを試しに使いましょう。
コンデンサーは計算値では6.6μFですが6.8μFを買いました。
1,6KHzから3KHzまでのフィルタで2KHzで効果が最大になります。
音出しです。
おおっ!ボーカルのクセが一気になくなっています。
劇的な効果です。
計算通りに行くなんて奇跡のようです。
よくよく聴いてみるとピアノのクセはまだ残っているし、中音レベルもまだ高いのですが、
万人の許容範囲に収まっているでしょう。
個性として許してもらえそうな感じです。
でも中音のキレが悪くなりました。
高音と低音のキレはそのままなのでボーカルだけがダルい感じもします。
ううむ、フィルタの副作用ですね。
また500~1KHzの間にもいくつかのギャップがあるようです。
キレの悪さはバイパス回路の調整でなんとかなりそうです。
今はバイパス回路がありません。
捨てようかと思っていたK-5963が生き返りました。
これでイケるという方向性が分かったのは収穫です。
しばらくはこれで鳴らしてみましょう。
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