こんな予定

今年のステレオ誌はこんなタイプのスピーカーを考えていました。
「ケルトン型密閉スタガー」
片chに2本使い、1本は中低音以上の帯域でもう1本は低音のみです。
特徴はどちらも密閉型で低音部はケルトン型です。
密閉型にこだわるのは逆相音を極力排除するためです。
よくあるスタガーバスレフの重低音再生は
逆相と正相の打ち消し合いでどちらが勝っているかという勝負のような気がします。
何となく美しくないな、と。
ケルトン型にするのはネットワークをシンプルにするためです。
この方式でうまくいけばネットワーク不要になります。
欲を言えば、小容量の方は定在波を排除したエンクロージャーで、吸音材レスでハイレスポンス。
ケルトン部は吸音材を多用して穏やかな減衰特性にして上と合わせる、っていうのが理想です。
ところがですよ、P800の組み立てを1個失敗してしまったので、残りが3個しかありません。
4個必要なのに1個足りません。
もう一組買えばいいのですが、
先立つものがないというよりは気分が萎えてしまいました。
そこで密閉は密閉なのですが、上の小さなボックスのみで作ってみようと思いました。
ただの密閉ではお話にならないので、またもや素材で勝負です。
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