ダイキャスト

前回、ステレオ誌スピーカーコンテスト用にP650を組み立てた後に思いました。
「フレーム塗装してからユニットの組み立てすれば良かったなあ。」
塗装が事前に出来ると言うことは、
コーン紙をつける前ならいろいろな事が出来ると言うことです。
で、今年はP800でやってみました。
塗装ではなくダイキャストのユニットフレーム。
元々のフレームと一体に金属を鋳込んでみました。
そのダイキャストフレームをそのままバッフルする作戦です。
木枠で型を作ります。
隙間があるとまずいので自分としては目一杯の精度が必要です。
平面性がいいMDFを使いました。
ボルト固定用の穴を棒で作ります。
金属はピューターインゴットという錫の合金を使います。
融点は約270度なので何と鍋で溶けます。
型をドライヤーで暖めた後に一気に鋳込みです。
ああ、緊張した。
1時間して冷めたら型枠を外しますが、木枠と金属が張り付いてなかなか取れません。。
おお、出来た!
漏れやバリはなく、元々のフレームと一体化しています。成功です。
思ったよりは緩い形です。
あまり角がきちっと出ませんね。
フレームのみで約1,7kgです。
金属の量は目分量でしたが、左右の重量差ほとんどありません。
まず第一関門突破です。ふう~っ。
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