ボルトを締めると

昨年度の「オーディオ&ホームシアター展」でフォステクスの方が言っていました。
「ユニットのネジって緩むんですよねえ。」
営業で展示品のネジをこっそり締めて回ったそうな。
フォステクスのネジが緩むのだったら、いわんや自分のをや。
それから、自作スピーカーも完成後しばらく経ったらネジを締めるようにしました。
自作のブツでやってみると、けっこうネジが回ります。
表面材が縮むのか、材が痩せるのか、本当にネジがゆっくり回っているのかは分かりませんが、
確かにネジが軽い力で回ります。
とりあえず完成して1週間経ったので、フルメタルバッフルも増し締めしてみました。
M6ボルトは六角レンチが入りやすく回しやすいですね。
すっごく回ります。
ゆるゆるです。
360°以上楽勝で回ります。
もっとも、ゴム厚が7mmもあるのでもともとギュッと締めていなかったというのもありますが、
思った以上に緩い感じでした。
これで音も更にカチッとなるでしょう。
と思ったら、これが逆でびっくりしました。
ピアノのアタックが弱くなって、ライブの環境ノイズのザワザワ感が薄れて、音場感が弱くなっています。
反面、低音の量感は増した感じです。
ちょっと、フツーっぽい音に変わりました。
その変わりようにびっくりです。
そういうものなんでしょうか?
エンクロージャーに伝わる振動は増えた感じです。
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