スピ再技研その4

三番手は今井さん。
スピーカー再生技術研究会の名にふさわしい研究レポ&公開実験です。
レポートの内容は鈴木会長の公開資料をご覧いただきたいのですが、
ざっくばらんにまとめると、
密閉型よりバスレフ型の方が20Hz~100Hzまでの音圧が高く、
過渡特性は密閉型の方がやや優れるというものでした。
何となく巷で言われていたことを実際に確かめてみる姿勢に感動しました。
これぞ科学!
公開実験はやや変わっています。
強制的に周波数特性をフラットにした時のそうでない時の試聴実験です。
つまり、F特を電気的に無理矢理フラットかつワイドにしたら、本当に音がいいのか?
という確認です。
後に控える金子さんのスピーカーを使って実験開始です。
矯正フラットは低音が緩いです。
音になっていない音圧が気持ち悪いです。
低音は12dBも上げているそうです。
高音かえって苦しい感じです。
電気的に何もしない方が、自然に音楽を聴けます。
いい経験させていただきました。
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