失敗率33.3%

フルメタルバッフルのカサコソ音は要するにP800の組み立てに失敗したいうことですね。
3組6個のうち2個も失敗ことになります。
失敗率33.3%。
どうやら振動板位置よりもダンパー位置がずれるトラブルのようでした。
また組み立てからです。
まず、接着剤が意外とがんこで振動板とダンパーを取り除くのに一苦労です。
更にハンダを吸うヒモも初めて活用です。むずい…。
そして新たな振動板の組み付けです。
ダンパー位置を決めるのがヘタな事が失敗の原因のようなので、
ギャップゲージを慎重に折り曲げました。
その後は説明書通りの組み方なのですが、心持ち接着剤を多めに使いました。
ユニット完成しました。
失敗率が43%になるか、29%に下がるかの分かれ道です。
裸の動作は大丈夫っぽいです。ハム音がするのはアンプのせいか?
箱に組み付けます。
音出しです。
極性はOKです。
スイープ音を入れても今度はカサコソいいません。
ちょっとホッとしました。
全体的には音場感が良くなった気がします。
でもなぜか音場感はいいのに高音が抑えられているような気がします。
音場感って高音部が担っていると思っていたのですが、違うのかな?
定位はいいのですが、小口径フルレンジとしては普通です。
相変わらず低音はダメですね。
音質は悪くないのですが絶対的なレベルが低すぎです。
100Hz以下はかなりレベルが低いです。
何もしないでサブウーハーとうまくつながりそうなので、
次はサブウーハーを作ろうかなあ。
それにしてもP800は密閉型が合うなんて言ったのは誰だ?
かなりだまされた感があります。
でも逆相音やダクト音を含めた振動板以外の音をシャットアウトするというのがコンセプトだったので、
途中でバスレフにするって選択もありませんでしたが…。
ただ、もうちょっと容量は必要な気もします。
あ、ちなみに3.8リットルです。
中音はピークキャンセラーが効いているせいか、まったりした雰囲気です。
あるいは取り付けボルトをきつめにしたせいかもしれません。
半周ボルトを緩めると、中高域のキラキラ感が再び出ます。
やっぱりボルトの締め具合で変わるのは間違いないようです。
これまた不思議です。
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