足付きの音

SA/F80AMDのダブルバスレフケルトンのサブウーハーにフルメタルバッフルをセットしました。
高さ90cmで、この期に及んで「ステレオ誌」のコンテストの規定サイズ内に収まっているのが泣けてきます。
さて「足」の付いたフルメタルバッフルの音はどんなもんでしょう。
「足」は100Hz以下しか作動しないので、ほとんど変化がありません。
ウッドベースもほとんど関係なしです。
ただ、低音にやや厚みがでてベースやドラムの存在がはっきりと分かるようにはなりました。
とにかく劇的な効果はナッシング。
高めだった帯域の重心はちょうど中央に来ました。
マスクされるせいか、少し残っていた中高音のクセも目立ちません。
帯域バランスがよく、パッと聴いた感じでは「足」付きに分があります。
よくよく聴くと中音に濁りがでます。
ボーカルがくすむって言うんでしょうか。
声の下に変な響きが乗ります。
定位も目立って悪くなりました。
音場感はフワッと広がってよくなったように思いましたが、
逆相音による偽りの広がりっぽいです。
フルメタルバッフルのキレが後退して、ちょっとモヤモヤするっていうイメージです。
「足」の箱鳴りと密閉部の定在波が原因かもしれません。
「集まれ塩ビ管スピーカー」オフ会まであと1週間。
間に合うのかっ!
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