塩ビ管オフ会その11

「スピーカー再生技術研究会」会長の鈴木さんです。
スピーカーの名前が長くて「事故を起こさないマトリックススピーカーシステム」。
長岡方式のマトリックススピーカーではバランス型アンプに接続するとアンプが壊れるので
バランス型アンプにつなげても壊れない方式ってことのようです。
長岡方式では左右の差信号を使うので複雑な内部配線になりますが、
今回の機体は逆相信号を使うだけなので非常にシンプルです。
というより、1個のユニットに1個の端子がついていて、配線に特別なことは何もありません。
アンプとセットの作品でスピーカー1個でステレオになります。
このアンプが4CHになっているのが特徴で、逆相信号のゲインに差をつけるのがミソです。
独立ゲインコントロールのついたアンプもまた手作りです。
YAMAHA M-35みたいなアンプがあればOKですね。
注目の音出しです。
まずピアノトリオ。
う~ん、ステレオかなあ?
妙に音像がフラフラします。
栗コーダーカルテットのウルトラセブンでは、
チューバが右の方から聞こえます。
が、やっぱり中央の戻ったりと、フラフラです。
試聴が終わってから、
「左右に板を立てたらいかがでしょうか?」
と申しましたが、
それだったらスピーカーを普通に置いてステレオにした方がいいとのことでした。
そりゃそうですね。
ちなみにご自宅ではいい感じにステレオになるようです。
肝心の音質は、なかなかいいです。
低音レベルはそこそこですが素直な感じがしました。
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