形に悩む

さて、ツインホーンは指向性が鋭いようです。
本当はもっといろいろな方法で、ホントに指向性が強いのか?
っていうのを検証しないといけないのでしょうが、
実験ブログではないので、指向性が強いっ!っと断定してしまいます。
指向性を弱める(広げる)のに、まず思いつくのが音響レンズです。
なつかしいなあ。音響レンズ。
JBLにくっついているイメージが強く、カッコよくて高価だとすり込まれています。
私のバイブルとなっている「スピーカーの完全自作」(1977刊)には音響レンズの自作記事があります。
当時はこんなの難しくて出来ないと思っていましたが、実は今も大差ない考えです。
できれば避けたい工作です。
そこで、ホーン形状を変えちゃえばいけそうなアイデアが浮かびました。
イコライザーの一種と考えていいのでしょうか、
反射コーンのようなものをホーン中央に置くと高域が拡散するのではないかという考えです。
これなら自分の工作レベルでもいけそうな気がします。
問題はこのコーンの形状です。
ホーンをリング状に変形するという目的なら「A」になります。
音道の広がりにムリがありません。
ところが「B」の反射コーンと捉えると、放物曲線の回転体となります。
反射した高音はうまく散っていきますが、音道はなめらかなホーンとはなりません。
でも「A」も「B」もやや作るのがめんどいです。
いいとこどりで「C」というのもありかな。
ただの円錐です。
これも実験ブログなら全部試してみるのですが…(以下 略)
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