ニックネームが気になる

お正月に聖地コイズミ無線に行ってきました。
お目当ては新型赤パーク。
パーフェクトフルメタルバッフルの足のユニットをもうちょっと強力なのにしたかったのです。
もし失敗してもバックロードホーンに転用できます。
「戦いは非情さ…。」
さて、開店と同時に突入したので貸し切り状態で試聴です。
どうやら試聴会の前日に来てしまったようです。
最初のボックスは妙に細長いのです。
何だこれ?
正面中央の板に穴が空いていて取り外しができます。
この穴がダクトでもなく、ただの穴です。
説明ではバスレフとのことでした。
箱の容積もすごく大きいし、まともな音が出るとは思えません。
まともな音が出てました。
バランスで言えばカマボコ型でしょうか。
低音は量感はありますが、締まりが少なく、音圧レベルもやや低く感じました。
全体的なトランジェントも良くもなく悪くもなく、いたってフツーな感じです。
帯域による雰囲気の差はなくそろっています。
高域はかなり寂しいフィーリングです。
中域の音圧に負けているのでツイーターが欲しいところです。
F101WにフォステクスFEのようなキレが加わったらすごいと期待していたのですが、
ちょっと違うようです。
お次はバックロードです。
中音が勝るイメージはバスレフと変わりませんが、
こちらは締まった低音です。
でも重低音再生は苦しいようです。
女性ボーカルはつややかでいいのですが、ほんのわずか混濁傾向に聞こえます。
ホーンから中音が漏れるのでしょうか、実におしいです。
高域がやっぱり寂しいのもバスレフ同様です。
音場はスピーカーの前に並ぶ感じで、奥行き感はやや少なめに感じました。
失礼ながらPARCオーディオの他ユニットで音場表現に優れている他製品がたくさんあります。
8cmPPフルレンジには負けている感じです。
もちろんこれも悪くはありませんがPARC製なので期待が大きすぎたのかもしれません。
どちらの箱がいいかと言われたら、バックロードです。
う~ん、困ったな。
もうちょっとシャープな音の方が好みなんだけどな。
でも、ボーカルの歪み感の無さは魅力的です。
わずかにあった混濁は吸音材のコントロールでなんとかなりそうな気配です。
結局、全体の音質がユニットのせいなのか、箱のせいなのかが聞き分けられません。
なんだかんだ言いながら結局予約してしまいました。
しかも現金先払い。
ゴーカイな自分に驚きます。
目下の悩みは通称が分からないことです。
10cmが「赤パーク」なら8cmのこれは「小赤パーク」?
それとも「ミニ赤パーク」?
先に決めて欲しかったです。
追記:「赤パークミニ」か「チビッ子赤パーク」だそうです。
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