ノッチフィルタ再び

赤パークミニと一緒にK-N1のノッチフィルタパーツが届きました。
赤の方は置いておいて、まずは回路を組み込みます。
回路自体は単純なのですが、裏板のスペースが少なく、取り付けにはそれなりに難儀しました。
コイルは空芯コイルを奮発して買ったので、取り付けビスはステンレス製です。
コンデンサーは超テケトーに空中配線です。マニアが聞いたら怒りそうです。
音出しです。
あ、回路は効いてますね。
ピアノの音が自然です。
ボーカルの子音もおとなしくなり、全体的に静かになったような変化です。
女性ボーカルが重たくなった気もします。
シンバル類も控えめになりました。
おおむね予想通りです。
っていうのもDCU-131Aは密閉型の時に同じ回路を組み込んでいたからです。
その時はPST回路も入れていたので、同じ7KHzのフィルタでも素子容量が全く違っていたので、
新たに購入の必要性があったのです。
フィルタを弱めるバイパス抵抗は今のところ必要なさそうに聴こえます。
このDCU-131Aは楽器の分解は良く聞こえるのに、トランジェントは中庸なユニットです。
この箱でのトランジェントバランスでは低音のみがかなり悪いです。
中音との繋がりもイマイチで、中低音に谷がある感じもします。
中音はこのままでいけそうですが、低音はもうちょっと何とかしないとダメっぽいです。
ダクトを三男にしてみようかな?
高音は伸びが足りなく、臨場感が足りません。
今回、ノッチフィルタを組み込んだせいで高域のレベル低下がはっきりしています。
サランネットも悪さをしている可能性もあります。
いろいろやることあるなあ。
赤パークミニへ逃避しそうな自分がいます。
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