ティッシュ作戦

赤パークミニは中音に魅力があります。
フォステクスのようなカミソリの切れ味はありませんが、
さりげない三徳包丁みたいです。
でも業物。
初めはパーフェクトフルメタルバッフルのサブウーハーにいいと思って購入したのですが、
メインユニットとして扱わないとバチが当たりますね。
問題は中低音以下です。
ポート音圧も少なくて締まりがありません。
試しにポートダクトを伸ばしてみましたが、思った通りよけいに低音が出なくなりました。
この機体は階段状3Dスパイラルホーンで疑似的バックロードとも音響迷路とも言えるような構造です。
出口は小さなポート穴です。
穴を大きくすべきなのでしょうが、メンドイので後まわしです。
バックロードホーンとしてこの箱を考えると、バックキャビィが大きすぎっぽいです。
現状で約10リットルあります。
また、スロート面積は80平方センチメートル。
この数字は10cmユニットの振動板と同等面積なので、これまた大きすぎです。
スピーカーの匠ことKさんも箱は最初は大きい方がいいっておっしゃっていたので、
めげません。
バックキャビィの容積をまず小さくしてみましょう。
ティッシュつめこみ作戦です。
中身じゃありません。箱ごとです。
2箱で2.6リットル。容積の1/4を減らします。
なんとかレゾネーターみたいな効果もやや期待です。
ティッシュ箱を入れるとスロート部分も一部覆われて小さくなります。
本当は容積は容積、スロートはスロートで調整したかったのですが、
双方に影響なしには入れられないもようです。
バッフルのフタを閉めます。
とりあえす、今回はここまで。
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