完成?

普段使いのCA-1000からM-25にアンプを代えて聴いてみました。
低音の粒立ちが良くなり、中音もキツいところが和らいでいい雰囲気です。
このアンプはスピーカーの欠点を本当によく隠してくれます。
全体的なこのスピーカーの印象です。
まず、低音の緩さで、ソフトによってはボン付きが気になります。
量感は十分なのですが、かといって豊かな低音っていうのでもありません。
中低音がやせているのでふくよかさが足りません。
spedでも120Hzに大きな逆位相の谷があります。
この谷の幅が広めなのがイタいところです。
ウッドベースの特定音階が弱く聴こえるので聴感とも一致しています。
ユニット特性図では中域がなだらかに凹んでいるのに元気な中音です。
前に出る中音はハリがあって細かなニュアンスもよく引き出してくれるのですが、
反面、キツい感じは否めません。
低音とはキャラが正反対です。
中高域は不自然さがなく、ストリングスの余韻も美しいです。
積層ウッドコーンの本領発揮です。
この状態でしばらく聴いていきます。
完成? でもまあ、とりあえずまとまったかなとは思っています。
と、何度思ったことか…。
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