ちょっと寄り道

完成したからには比較してみないといけません。
手元にある比較的まともなスピーカーはツインホーンだけです。
小手先技術の粋を集めたツインホーンととっかえひっかえ同じソフトを鳴らします。
赤パークミニの軽さとボーカルの華やかさが際だちます。
いや、ツインホーンが暗すぎるのか?
重く沈んでどよーんとした雰囲気満載のツインホーンです。
こんな音だったっけ??
ボーカルのレベルがちょっと低すぎかつトランジェントが悪すぎです。
実はツインホーン、2KHzのピークを抑えるためにノッチフィルタを付けています。
フィルタの効きすぎ?
スイープ音で確かめると、1kHzに小さなピークがあり、2Kは見事に谷間があります。
ノッチフィルタが計算通り働いていて、ちょっと感動です。
まあ、でも谷が大きすぎるのかな?
フィルタをバイパスする回路を作って谷間を埋めましょう。
イメージでは8Ωぐらいでいいかなと思いましたが、
手元には3Ωと15Ωしかありません。
バイパス回路は「さりげなく」っていうのいいってMr.Hippoさんも言っていたので、
15Ωを選択です。
あれ、逆か。
ノッチフィルタはさりげなくだったかな。
まあいいや。
音出しです。
スイープ音ではみごとに2Kがフラットになりました。
ソフト試聴ではトランジェント復活です。
ある意味フツーっぽい帯域バランスに変身です。
以前の陰影ある地味さも好みだったのですが、
いい音という基準ならバイパス回路ありに軍配です。
ノッチフィルタにはホンのわずかでもバイパス電流があった方がいいようですね。
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