中音対策

アルミ13cmウーハーをフルレンジに使う課題が見えてきました。
7KHzのピークはノッチフィルタしか考えつきませんでした。
通常のパラメータでうまく作動していように思うので、
インピーダンス補正回路は組まなくても良さそうです。
11リットルの箱に入れるとどうも中音が粗い感じもします。
同時に中域レベルが高く、かまぼこのバランスになっています。
あ、あくまで印象ですけど。
箱が小さいのかなあ。
中音の荒さについては赤パークミニの時を参考にすると、
バックキャビィまでの距離を多くとると良くなる傾向がありました。
で、今回は箱は決まっているので背面距離でのコントロールはできません。
吸音材でもまあいけるのですが、低音への影響があって増やせるのにも限度があります。
ネットワークでもいいのですが、できれば使いたくありません。
以前、ツインホーンでホーン面にフェルトを貼り付けてクセをとる実験をしました。
ピークの除去にはある程度効果があったので今回も実験です。
直径6cm厚1cmのフェルトをユニット中央のサランネットに貼り付けます。
それだけです…。
音出しです。
中音以上のレベルが落ちて中低音のニュアンスがよく聴き取れます。
帯域バランスとしてはまずまず改善しています。
しかし、ダルです。ダルすぎます。
試しにダル系の代表のツインホーンを聞き比べてもダルすぎです。
それでいて細かなピークやクセが除去されている感じもしません。
Hi-Fiとしては許容範囲外ですね。
結論、失敗。
ただし、アルミウーハーは低域のゆったりした音色と中音以上の硬い音色に差があるので
そういう差は少なくなった気がします。
その辺はフェルト厚で微調整できる余地がありそうです。
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