リング

リングアダプターと言うべきかバッフルリングと言うべきかよく理解していませんが、
スキャンピークに取り付ける重りです。
元々の原型はベニア板と油粘土で作り、型枠を作ってシリコンゴムで雌型をとりました。
高い室温で作ったのでシリコンゴムの硬化速度が速く失敗したかと思いましたが、
何とか鋳込めそうなあんばいです。
その雌型をまた木枠にセットしてあとは金属を流し込むだけなのですが、
ここでストップ。
暑いから…。
熱中症になりそうです。
形で悩んだのがユニットの固定方法です。
フレームがプラスチックで弱い上にフレーム幅が狭く、取り付け穴の位置が1mmもずれると空気漏れ必至です。
とても零コンマの精度は出せないのでユニットを取り付けるビス穴はなしにしました。
ですからユニットはザクった部分に落とし込むだけです。
その代わり、金具というかヒンジでリングと共締めできるように周囲にヒンジ用の溝を3カ所作りました。
リングをつけた場合の音の変化は、乏しい経験で言うとたぶん高音が華やかになると思います。
トランジェントは良くなりますが、低音が出なくなります。
これが吉と出るか凶と出るか。
もっともまだ型ができただけなので、採らぬ狸のなんとやら…。
涼しくならないかな。