スピ再技研その8

7番手はケンさんこと石田さん。
アンプの達人の方です。
今時珍しい薄型スピーカーです。
正方形のバッフルも珍しいですね。
変な波模様の壁紙がバッフルに貼ってあってインパクト大です。
ユニットはPARC製17cmコアキシャルです。
フロントに端子が2組あってバイアンプ駆動になります。
音出しです。
穏やかで品のいい音です。
ゆったり鳴っていますが、低音のキレが侮れません。
ボーカルが非常になめらかに聞こえます。
トランジェントはいい意味で抑え気味でポリプロピレン振動板らしいフィーリング。
PARC製品らしく中域はスピーカーの全面に定位します。
聴いているとこちらもリラックスしてきて眠くなってきます。
実はPARCオーディオ鑑賞会で一度聴かせていただいた機体です。
その時よりも低域の分解能が上がって締まりがいいように感じましたが、
石田さんによるとアンプ以外は何も変えていないとのことでした。
コアキシャルユニットってそこそこ鳴らすのは簡単だけど、しっかり調整するのが難しいっていうイメージでしたが、
ここまでの高みに到達できるのいう驚きの実例でした。
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