ステレオ誌コンテスト1

2012ステレオ誌のスピーカーコンテスト授賞式に行ってきました。
12時会場、12時半からデモって招待ハガキに書いてありましたが、
12時過ぎに到着するとデモが既に始まっていて、数機種聴けませんでした。
昨年までとは違って、デモブースは一カ所なので聴きやすいです。
ただ、デモ音楽の時間が短かくてスピーカーの音色がよく分かりません。
なんだか、いつもよりバタバタした感じで授賞式が始まりました。
入賞作を紹介していきたいと思いますが。
最初にお断りいたしますが、音に関するところは私ケイの独断と偏見とプラシーボによるものです。
まず、グッドデザイン賞、高木秀直さん「3Dスピーカー」。
何で、台の上に空気清浄機が乗っかっているのかと思ったら、これがスピーカー!
見事すぎる曲線です。
上のフタみたいなのは上向きユニットの反射板なのでヒンジを下げても本体とはフィットしません。
塗装も含めてメーカー製家電にしか見えません。
材質はFRP。どうやらその道のプロらしいです。
バックロードっぽく見えますが、ダクト末端にホーン構造をとりいれたバスレフだそうです。
音出しです。
4発あるせいか中音が厚く、多発使いらしくゆがみ感が少ない感じです。
反面、反射させている高域は弱く聞こえます。
重低音もちょっと苦しい。
おしいのはボーカルの下がややよどむような雰囲気があります。
音がどうこういうのはヤボってもんでしょう。
とにかく驚愕のフィニッシュレベル。
こんなの誰にもできるって訳ではありません。
プロの技術レベルの高さを目の当たりにしました。
グッドデザイン賞にふさわしい作品でした。
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