ステレオ誌コンテスト3

ステレオ賞は柳忠義さん「青い金魚」。
シアンの丸い躯体にレモンイエローの水玉でおめでたい感じの外観です。
後ろに尾びれがあってその下にバスレフダクトがあります。
材質は陶磁器。
過去にも陶磁器製のエンクロージャーの1次突破はありましたが、入選するのは初めてです。
ユニットは接着した木枠に固定しているそうです。
ふくよかでゆったりした音を奏でますが、ギターの運指もしっかり再生する繊細さも持ち合わせています。
音場感は良好で奥行きが感じられます。
中音域は素直でいいのですが、低音のレンジはさすがに苦しくベースラインの分離もややイマイチです。
どうやら量感重視のダクトセッティングのようです。
今回は丸いエンクロージャが3つ1次突破しています。
第1回の時は私の「GAN-9」の通っていますので、丸いスピーカーは通りやすいのかもしれません。
副賞のステレオ誌1年分のアナウンスに会場から羨望のため息がもれました。
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