集まれ塩ビ管スピーカー2014その6

昼食をはさんで6番手は古舘@横浜さん、
2WAY+サブウーハーのやや大型なシステムです。
初めて見るウーハーユニットです。
ベテランの方々に教えてもらうとフォステクスのユニットだそうです。
エッジレスという説明を聞いてよく見るとホントにエッジがない!
フレームが円筒状に出っ張っているのはそのせいなのでしょうね。
2WAYの方は見たことあるなあと思っていたら、
昨年度発表のものをリニューアルしたようです。
ツイーターには音響レンズがついています。
いつ見ても惚れ惚れする工作技術です。
あれ?バッフル下部にゲンコツが出てる…。
さて、発表開始です。
さすがにワイドレンジです。
マルチウェイの良さが光り中域の暴れが非常に少ない印象で、
ツイーターとのつながりも良好に感じます。
トランジェントはマイルドですがシンバルの定位はキチッと出ています。
厚みのあるボーカルなのに淀むところがなくすっきりと聴こえます。
サブウーハーの威力で低域の伸びは目を見張るものがあります。
密閉らしい重々しい低音です。
音場感が今ひとつのフィーリングのせいなのかもしれませんが、
リアルという方向性ではなく美しく音楽を聴かせるタイプだなという印象でした。