2018塩ビ管オフ会5
お昼をはさんで5番手は古賀さん、
「14litter ported box」
ユニットはAlpair10Goldでしょうか。
マークオーディオの14cmユニットが付いたブックシェルフ型です。
正面に小さなバスレフダクトがあるMDFの箱で、バッフルにザクりを入れてユニットを落とし込んでいる丁寧な造りです。
さて、音出しです。
口径の大きなフルレンジだけあって、余裕のある鳴り方です。
低音は豊かで量感重視です。
女性ボーカルもクリアで高域にも余裕が感じられます。
水音の再生ではSPの外側にも音象があり、広さもあるのですが、
中央定位がちょっと甘いようなも感じました。
俗に言う、口が大きいっていう状態で、
左右の試聴位置にもシビアな印象がありました。
口径とバッフルサイズが影響しているのかもしれません。
気のせいかもしれませんが、
ソースの品質のばらつきがあるような気がしました。
スーザン・ボイルさんのボーカルはすばらしく滑らかなのに、
「君の名は」のヒロインは中高音がやや荒れていたような…。
アフリカ音楽では高音でチリチリ音が混ざっていたようにも聞こえました。
ダクト径が小さいのは、これが試作機だからだそうです。
本作は何と球形の陶器製。
球内に収まるダクトにするとこの径になってしまうので、小さいのだそうです。
本作もぜひ聴きたいです。