fc2ブログ

iPhone のホーン つづき

20180717160441cae.jpg


iPhone 用のアコースティックホーン、
もうちょっとマジメにやってみることにしました。

まず、カットオフ周波数を決めます。
カットオフは開口面積に依存するので、開口面積を決めます。
開口部面積をとりあえず7×5cmとします。
そうすると、カットオフは1500Hzから2000Hzの間になります。
2000Hzとして、広がり係数を0.74とすると、
面積が2倍になる距離は0.9cm。
面倒なのでここは1.0cmとします。
ユニット面積は0.2×1.4cmとします。
1cm進むごとに面積が2倍になる場合、
7×5cmのホーン開口面積になるには7cm進まないといけません。

そうやってホーン部分だけを3Dプリンタで印刷してみました。

iPhone から音を出して、ホーンを当ててみましょう。
音質が上がるかな?

最近のマイブームは「愛と風のように」
ホーンを当てたりはずしたり。

音量は上がってボーカルが明瞭になります。
聴きやすいといえば聴きやすいのですが、
音質がいいかと問われると、ちょっとイマイチなんでは?

ホーンは原理上、カットオフ周波数の2倍から10倍までを再生するらしいので、
4kから20kHzまでは再生しているはずです。
が、なんかクセがあります。

エクスポネンシャルホーンとしては完璧な形なんだけど、クセがある。
AMラジオっぽい。
確かAMラジオってわざと中高域にピークを作っていたように思います。
つまり4kHzから音圧を上げるとAM。

ボーカルは聴きやすいけど、それでいいなら、
スピーカーは全てメガホンていいことになってしまいます。
メガホンはダメだろ。

エクスポネンシャルでダメならどんなホーン形状がいいんだ?


スポンサーサイト



06 | 2018/07 | 08
Su Mo Tu We Th Fr Sa
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
FC2カウンター
プロフィール

ケイさんです

Author:ケイさんです
音楽を聴いたり機器をいじったり、だらだらしてます。

最新コメント
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新トラックバック
リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR