プロットしてみた
方眼紙に具体的に描いてみました。
音道幅が20cmで高さ75cm、奥行70cmとなりました。
板厚はスタイロフォームの40mm。
広がり定数m=1.5
通常、広がり定数は1.0以下にするもののようですが、音道長とホーン開口面積のバランスを考えると、どうしても広がり定数が大きくなってしまいます。
問題はホーンをドライブできるのかにかかっています。
参考にしたのは、Stereo誌でP800を使ったコンテストで審査員特別賞を受賞した作品です。
当時のブログによると、
P800で音道長2.7m、開口面積は約0.8m2。
推定の広がり定数は2.1となります。
で、ちゃんとドライブできていたのかというと、
ちょっと苦しい。
ボアボアした低音でした。
ただ、音圧は十分で、チューニングでなんとかなるなという印象を持ちました。
で、私の図だと、音道長は2.2mで広がり定数が1.5。
P800のホーン作品よりはドライブに余裕があります。
とはいうものの、苦しいのは事実で、
ユニットのポテンシャルに頼る設計になりそうです。
初期のイメージよりは小型になりそうなので、
なんとなく作れるような気がしてきました。
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