キットすごい
生形バスレフの組み立てに入りました。
組み立て本では、速乾性の木工ボンドの方がいい、なんて書いてありましたが、
通常タイプにしておいてよかったと思いました。
このキット、プレ加工が素晴らしくよくできてます。
側板と天板、底板は45°カットされて、組み上がると木口が全く見えなくなります。
スリットバスレフの開口部の組み合わせは惚れ惚れする美しさです。
プレカット加工技術に脱帽です。
内部補強は徹底されており、この小さな箱一つに補強板が5本も使われています。
しかも位置がズレないように補強板用にわざわざザグリが入っています。
ザクリはバッフルと裏板にも施されていて、気密性と強度は十分です。
あまりにザグリの精度が高いので、一気に組み立てないとダメっぽいです。
つまり、一度の接着作業で側板、バッフル、裏板、補強板の全てをくっつけないとダメなのです。
はみ出した接着剤がザグリで固まったら、もう後からは取り付け不能です。
それぐらいのピッタリさです。
細かいことを言うと、バスレフのスリットだけは直角が担保できれば、事前にバッフルに取り付けできますが。
で、一気に組みましたが、すごくタイヘン。
ベルトクランプの緊縛の美を行う過程終了までに大体20分。
すげー段取り組んだつもりでもこの時間。
気温の高い季節がら、速乾性のボンドだったらヤバかったかも。
緊縛を解き 叩いて分かる 高剛性
(字余り)
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