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生形バスレフF特

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生形バスレフのF特を測ってみました。
上の図が測定図で、下はマークオーディオが発表しているF特です。

ウソこきました。
昨日の試聴で、10kHzにピークがあるように聴こえると書きましたが、10kHzは思いっきりディップで、あえてピークと言えるのは9kHzでしょうか。

ざっくり雑な表現をすると、中音のレベルが低く、100Hz以下はだだ下がりの特性です。
120Hzのピークは双方よく似た特性図になっています。
このピークのおかげで、ちょうどジャズのウッドベースの音圧が高いことになります。
100Hz以下はほめられた音圧ではありません。スネアドラムの再生が苦しいのは試聴と一致します。

ちなみに50Hzのピークは部屋の定在波の影響と思われます。

うっかり、ポートの低音特性を測り忘れてしまいましたが、fゼロ以下のレベルが急減しているので、
バスレフはあまり効いていないもようです。

発表図との違いは、やはり10kHz付近です。
このディップはすごい。
全く真逆です。
だからトライアングルが聴きづらかったのかな。
何でこんな特性になるんだろ。

全体的にはピークの値はよくそろっているように見えます。

このOM-MF5は非常にクセがない音に感じます。
突出した音質の特徴もなく、ソースの音をできる限り忠実に再生しようとしています。
情緒的な緩慢さがなく、ちょっと冷徹な印象です。

生形バスレフはそのユニット特性を最大限生かしたエンクロージャーではないでしょうか。


PS
吸音材は足すのではなく、配置を変えました。
天板裏だけだったのを半分千切って、裏板裏に貼り付けました。プラシーボ効果以外はなさそうですけど。

OM-MF5は逆ロールの深めのエッジです。ロングストロークのための構造かもしれません。で、表面にエッジの出っ張りがないので、グリル作りが楽でした。

さらにエージングでよくなっているような気がします。低音のアタックが反応してきた、ような気がしないでもないことはないか??











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