2018スピ再技研6
六番手は加藤剛さん、
「Mark Audio "OM-MF5" vs "CHR-70"の視聴感の差」
ボイド菅の達人、加藤さんの登場です。
多自由度バスレフで、開口ダクトは3つ開いています。
二本の柱の一方にユニットがあり、もう一方は副気室のみです。
ユニット側の主気室は約10リットル。
穴の開いた柱は3つの気室に別れていて、5:3:2の容量差を設けています。
開口部のダクトは100Hzから35Hzを等分に分けたチューニングとのことです。
さて、音出しです。
定番の重低音再生です。
30Hzでも音が出ていますが、腹に響くフィーリングは乏しいかな。
ジャズのウッドベースは階調もしっかり出て、しかも目の前で演奏しているような臨場感がありますが、もう少し音圧が欲しいところです。
さらにいいのがピアノ。
妙に生々しい感じを受けました。
ダクト変更もして再び聴かせていただきましたが、
35Hzはダクト音圧も少なく、チューニングをもう少し上げた方がいいのではと感じました。
後半はMark Audio CHR-70 というクルマみたいな名前のユニットに換装しました。
OM-MF5よりは繊細かなあ、ぐらいの印象で劇的な変化は感じられませんでした。ごめんなさい。
でも見た目はこちらの方がいいですね。
最後は10ccの「ノット イン ラヴ」
好きな曲だったので、もう少しゆっくりと聴きたかったな。
私の中では、なぜか霧の中の山岳ドライブっいうイメージの曲です。
もっとこう、息苦しいような圧迫感がより強く出ると良かったかな。
まだ仕上げもチューニングもこれからなので、完成が楽しみな機体です。
スポンサーサイト