いい音って?1
いいスピーカーを求めて、自分なりにいろいろ実践したり、巨匠の音を聴かせてもらったり、文献を読んだり、コンサートに行ったり、オフ会行ったりしてきましたが、
やればやるほど分からなくなります。
いいスピーカーって何だろう。
いい音って何だろう。
そもそもスピーカーの評価軸が多すぎます。
しかもそれらが密接に絡んでいたり、いなかったり。
あるものは相反し、あるものは並存し、また、あるものは特殊条件下でないと発現しなかったりします。
スピーカーの理想形とはどんなものなんでしょう?
数式抜きで思考していくシリーズです。
作りません。考えるだけです。
いきなりですが、波形再生が忠実なスピーカーが良いスピーカーとします。
サラッと書きましたが、作るとなると難易度超高めな気もします。
忠実再生かどうかを何をもって判断するかってことは大事です。
ここでは、基本的にユニットの動作、すなわち振動板のストローク位置によって是非を判断します。
測定しません。考えるだけです。
その上で、エンクロージャーはそのユニットの動作を妨げない構造を考えます。
話を簡単にするため、コーン型振動板のダイナミック型のみを考えます。
つづく
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