このぐらい乙Z
音道形状から乙Z(おつぜっと)と名付けましたが、
よく考えたら、
一般的な音道とあまりに形状が違うので、
全然読者の方に伝わっていないのではないかと気付きました。
一般的にはエンクロージャー内の無駄な空間を減らした設計をされると思います。
乙Zではそういうのは、あまり考えていません。
いや、ちょっとは考えていますが、
スペース効率軽視の設計です。
端的に表れているのが、
上部中央の囲まれた空間。
本当に囲まれちゃっていて、
音道とはつながっていません。
つまり、この空間は外部なのです。
大雑把な言い方をすると、
側面に貫通穴の空いた変形ドーナツ形状です。
見た目のインパクトはあるでしょう。
図面からの印象はコンパクトに見えますが、
側板は700×750で巨大です。
板厚が40mmなので、そう見えます。
で、丁寧に音道を追ってください。
ほら「乙」や「Z」に見えてきたでしょう?
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