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乙Z VS ジグザグ

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ずっと同じユニットを聴いていると、
いいんだか、悪いんだか分からなくなってきます。

拙作「ジグザグ」と比較しようと線をつなぎ直しました。
ちなみにジグザグはステレオ誌のオマケユニット、
スキャンスピーク10F/8422-03を2個使ったスピーカーです。
ユニット1個は小型バスレフ。
もう1個はケルトン型のダブルバスレフでサブウーハー。
私の手持ちの中ではくつろいで聴けるタイプのスピーカーです。

音出しです。
あら? 全然違う。
まず、音量からして全く違っています。
同じ音量を出すのにアンプのボリューム位置が全然違います。
ジグザグより乙Zはボリューム位置が小さくてOK。

ジグザグはサブウーハーがあるので、
低音が豊かでふくよかな鳴り方、
と思っていましたが、乙Zに比べると妙に軽い鳴り方です。
乙Zの方がタップリとした鳴り方で、
口径クラスが全く違うかのような差です。

それでいて楽器の細かな音は乙Zの方がうまく再生している印象です。
低音の伸びも乙Zの勝ち。

音場感はフワッとした持ち味のあるジグザグが好みです。
中音から高音にかけての音のつながりもジグザグのやや勝ちかな。
このあたりは僅差です。
トライアングルの音での高音の伸びもジグザグがいいな。

全体では乙Zの圧勝と言いたいところですが、
そうとも言い切れません。
小田和正ではジグザグの方がボーカルの濁りが少ない。
帯域ごとのトランジェントがジグザグの方が整っていて、聴き疲れしません。
また、弦楽器等は爽やかに再生してくれます。

ただ、乙Zの方が再生にかなりの余裕が感じられるのは事実で、
総合的に上なのは間違いありません。

前述したように口径クラスが違うかのような差です。
ロングストロークによる低歪がそう感じさせるのでしょうか?

乙Zの見えてきた課題は
1 高域の伸び
2 ボーカルの濁り
3 低音トランジェントの悪さ、あるいは中高音のキツさ

秘策は、



ない。
どうすりゃいいの?

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