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バックロードとバスレフの合体5

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4つの気室を市松に接続して一方をバスレフに、
もう一方をバックロードに接続するっていうのはどうでしょうか?
少なくとも、背圧モーメントはそろいます。

気室分割の接続面は3Dプリンタを使えばなんとかいけそうに思えます。

気室を4つ作るとなると、
ユニット特性は振動板面積1/4、磁束も1/4のユニットを4つ使うのと同じです。
だったら初めから小さなユニットを4つ使えばいいのではないかな。
バックキャビィの完全分離もできるし。
って考えるよね、フツー。

この1ユニットに4気室のバックキャビィを取り付けると、
振動板の振動モードが変化しそうです。

通常のピストンモードの帯域では変化はありませんが、
より高い周波数で分割振動モードになった時に、通常と違う振動になると予測されます。

悪くなる可能性が高いのだけれども、
良くなる可能性もゼロじゃない。
フルレンジのネガである中高域の「荒れ」が良くなったりして…
中高域に大きなピークがあるユニットには有効のような気もします。

例えば、振動板強度が強くて内部損失が少ない合金振動板とユニットとか。

しかも、アホらしいから、
誰もチャレンジしてないブルーオーシャン!(たぶん)

悪い状態に更に悪いことを追加して状況の改善につなげた例として、
拙作「ツインホーン」があります。
中域にピークがあるユニットに対して、
更にそこにピークが来るようにショートフロントホーンをつけて、
ノッチフィルタで一気にクセを取る、
ってことをしてみました。
結構上手くいったと自画自賛、我田引水。
でもステレオ誌コンテストには落ちたけどね。

「毒をもって毒を制す」
くぅ〜、カッコいい。

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