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長岡鉄男

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最近、ガラにもなく図書館に定期的に通っております。
目的は絵本。
何も考えずに絵本を眺めていると、
寝ぼけた頭がさらにボーっとしてイイ!

唐突にスピーカーの話に戻りますが、
実は長岡鉄男って苦手でした。
中学の時から名前は知っていましたが、
銘機「スワン」との接触はトラウマレベル。

「なんじゃコリャ?」

当時、正直な感想がコレでした。
バッローデットホーンスピーカーは知ってましたよ。
自作で言ったら、コーラルのBETA大口径ダブルコーンを2発使いとか、あこがれました。

当時は、音場再生よりはF特重視の流れだったので、
バッフル効果を重視した奥行きの少ないブックシェルフ型がほとんどでした。
ついでに言うと、ユニットサイズも容積に対して異様に大きいのが当たり前でした。

そんな中「スワン」は衝撃的すぎなデザインでした。
だいたいユニットも小さすぎるし。
そう思って、実機を聴かなかったのがさらに痛い。
聴いていれば評価も変わっていたことでしょう。

図書館をボーっとしたついでに徘徊してたら、とある表題に目がいきました。

「長岡鉄男のスピーカー工作全図面集」
著者は長岡鉄男本人。

借りてきてしまいました。
巻頭言でのご本人の言が味わい深い。
こんなにたくさん作るつもりじゃなかったってのが笑えます。

その数、全155作。
長岡スピーカーって板取や機能性に特化したデザインなのでシンプル&無骨。
まさに頑固一徹。

虚飾なし、と思ったら、
人の顔型のバッフルで過入力で目玉のライトが光るっていうヘンテコSPがあったりします。

ユニットはフォステクスがメインですが、
テクニクスユニット使いも意外と多い。
レコード盤収納ラック型スピーカーも複数あり懐かしい。

早くに亡くなられたのが本当に惜しい。
もしご存命なら、今のオーディオの現状をよどう思っただろう?
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