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スリットダクトいろいろ

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めげずに続けます。

バスレフ部を詰めていきましょう。
スリットダクト3mmの聴感が良かったので、
あらためて最適なダクト長を探ってみましょう。

作ったのは
スリット4mmで長さ20mm10mmの部材。
スリット8mmで長さ同様。
計6種類になります。

スリットは3mmじゃなかったのかよ!
というご意見はごもっともで、
正確なダクト長を設定できる形に変更したので、同じ面積でスリット幅が4mmとなりました。
8mmは取り敢えず「倍」です。

バックロード部を閉鎖してF特測定します。
まず、4mmスリットのセットから。
最長70mmまで試しましたが、
50mmが一番キレイな特性でした。
それでも100Hz以下はダメ。

お次、8mmセット。
低音では4mmセットと違いはありません。
ただ、中低域250Hzのギャップが増えてます。

そんな訳で、
仮のセットアップとしてはスリットダクト4mmで長さ50mmとなりました。

この時のF特は100〜18kHzまで驚異的にフラット。

聴感では中音の濁りもないのはいいのですが、
スネアドラムは再生してないし、
ハイ上がりで
中音がキツく荒れたように聴こえます。
ただフルレンジとは思えないほど高域は伸びてます。

バックロード部を再接続して、
コンプリート状態にすると、
途端にF特が暴れます。
ギャップがすごく増える。
聴感上はモサッとした音が中低音に被さるように聴こえます。

このモサッとしたのは吸音材で何とかなるのかなあ。
しかしながら、まだ吸音材で調整する段階ではありません。
スッキリとはしませんが、
バスレフ部の出来は割り当てられた振動板面積から考えると妥当かなとも思います。

問題はバスレフ部よりバックロード部の方が重症なことです。
次はバックロード部の改良に取りかかりましょう。


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