fc2ブログ

ダクト動作の検証

20220808083824ba9.jpeg




昨日の測定で、
バックロード部をふさぐと、
ダクト共振が二山になることが分かりました。

バックロード部を開放した時のスリットダクト特性を改めて測定してみました。

画像赤線がバックロード閉鎖、黒が開放です。
全然違う。

まず、閉鎖赤線。
100Hz、50Hzにピークが二つあり、
5dBの差があります。
50Hzから100Hzまでは逆相で、
合成波形ではここに大きなギャップがありました。

開放黒線は80Hzに山一つ。
設計通りのシングルバスレフの動作です。
細かいことを言うと、1.1kHzの谷が浅くなってます。

明らかにバックロード気室の動作がバスレフ気室に影響を与えています。
ユニット背面直後からの気室分離は
完全にはできていないが、
バックロードを動作させれば、
問題がないレベルには分離できているようにも考えられます。



という手前味噌の結論では終わりません。

赤線の位相を反転すると、
50Hzまでフラットになるんじゃね?
つまり、バックロード部を閉鎖して、
バスレフ部の上にさらに箱を乗せてダブルバスレフ化すると、
50Hzから100Hz が増強されるかも。
思惑通りにいけば、50Hzから18kHzまでフラットな特性が得られそうだけど……

でも、それって共振80Hzのシングルバスレフと同じかも。
その確認は後のお楽しみとして、
まずはバックロード部を詰めよう。
スポンサーサイト



07 | 2022/08 | 09
Su Mo Tu We Th Fr Sa
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
FC2カウンター
プロフィール

ケイさんです

Author:ケイさんです
音楽を聴いたり機器をいじったり、だらだらしてます。

最新コメント
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新トラックバック
リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR